[セロリの葉のレシピ]天ぷらやスープなど簡単レシピ3選
セロリといえば、さわやかな香りとシャキシャキとした茎の歯応えが魅力です。茎はサラダやバーニャカウダなどさまざまな料理に使う一方で、葉を捨ててしまっている方が多いのではないでしょうか?セロリの葉には、茎と同様にカロテンやビタミンB1、B2、B6が含まれます。茎よりも香りが強く感じられて葉は苦手という人でも、調理の仕方でおいしくいただくことができます。どの料理にも共通するのは、下ごしらえで水につけること。あくが取れてグッと食べやすくなります。下ごしらえのポイントや、セロリの葉を使ったおすすめレシピを紹介します。
セロリの葉の下ごしらえのコツ
・水にさらしてあく抜き
茎から切り分けたセロリの葉を、水をはったボウルに入れ、あくを抜きます。さらした後は、水分をよく拭き取りましょう。
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サラダなど生で使う場合は、調理に適した大きさに切ってすぐに水にさらすと、シャキシャキとした食感になります。茎も、水にさらすか、加熱調理する場合はざるに入れて熱湯をまんべんなく回しかけましょう。
セロリの葉の食べ方レシピ
セロリの葉の天ぷら
葉は茎に比べて香りが強いため、揚げてもさわやかなセロリの風味を楽しめます。
材料(2人分)
セロリの葉 1本分
衣(小麦粉に対し、片栗粉1割の分量を水で溶く) 適量
小麦粉 少々
揚げ油(サラダ油とごま油を混ぜる) 適量
塩 適量
セロリの葉を10~15分ほど水に漬けたあと、よく水気を取っておく。
小麦粉を軽くはたいてから衣をつけた葉を、高温170℃に熱した揚げ油で揚げる。
塩をふって完成
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葉を広げて手早く揚げるとパリッとします。油の温度が低いと、べったりして油っぽくなりやすいので注意。
セロリのスープ
茎だけでなく葉を使うことで、味に深みが出てよりおいしく仕上がります。
材料(2人分)
セロリ 1本分
にんじん 1/2本
タマネギ 1/2個
固形スープの素 1個
バター 10g
湯 300ml
塩、こしょう 各少々
セロリは葉と茎に切り分け、葉は水にさらし、茎は熱湯(分量外)をかけておく。
葉はざく切り、茎は筋を取って斜め切りにする。にんじんは短冊の薄切りにし、タマネギは薄切りに。
鍋を熱してバターを溶かし、セロリの茎、にんじん、タマネギを中火でじっくりと炒める。火が通ったら湯と固形スープの素を入れて煮立てる。あくを取り、5分ほど煮たら、塩、こしょうで味を調える。
セロリの葉を入れて火を止め、ふたをして10分蒸らす。
セロリの葉のつくだ煮
ごはんのお供としておすすめなのが、セロリの葉のつくだ煮。ごはんが進みます。
材料
セロリの葉 100g
味噌 30g
砂糖 15g
炒りごま 大さじ1/2
ごま油 小さじ1/2
セロリの葉を水にさらし、水気をとってから、みじん切りにする。
フライパンか鍋を十分熱して[1]を入れ、中火程度でから炒りにする。
葉がパラパラになったら、味噌、砂糖を入れてさらに炒める。
炒りごま、ごま油を加え、ひと混ぜする。
最後に
簡単な下ごしらえでおいしく食べられるセロリの葉。茎だけでなく葉もしっかりと味わいましょう。
[セロリ]栄養を残さずいただく、下ごしらえ&食べ方
日本名は「清正にんじん」、「オランダみつば」で、にんじんやみつばと同じセリ科の仲間です。サラダのほか、佃煮やマリネ、ピクルスとして食べたり、食材のくさみ消しに利用できます。葉の部分も炒めものなどに使えるので、捨てずに利用しましょう。
最終更新:2018.04.25
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
『内田悟のやさい塾 春夏』内田悟著(メディアファクトリー)
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
出典:
JAグループ福岡(セロリの葉の佃煮)
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