どん兵衛話題の新製品『どリッチ 全部のせうどん』を発売開始前に自作! 完全再現に成功!
日清食品の数あるインスタント麺の中でも、熱烈な支持を集める『どん兵衛』シリーズ。その新製品が4月23日に発売開始となるのですが、従来のどん兵衛とは一線を画した内容で発売前から話題となっています。
どん兵衛 どリッチ 全部のせうどん
その新商品とは『どん兵衛 どリッチ 全部のせうどん』。なんと、どん兵衛の人気商品である『きつねうどん』『天ぷらそば』『肉うどん』でお馴染みの具材である油揚げ、天ぷら、肉の3種がトッピングされたボリューム満点の組み合わせとなっているのです。
『どん二郎』や『名古屋どん兵衛』のようにパンチの効いたどん兵衛は、これまでネットでアレンジされて誕生してきましたが、公式でここまでパンチの効いたどん兵衛が登場するのは初めてと言えるでしょう。
うどん屋や立ち食いそば屋などでは自分の好きなように具材をトッピングできるのが醍醐味なのに、どん兵衛で他の具材をトッピングするにはトッピングする具材の数だけカップを開封しなければなりません。
それをひとつの商品を買うだけで実現できるわけですし、具材の相性も日清食品がチョイスしているのですから間違いないはず。これは一刻も早く食べたい……!
発売まで我慢できないから自作してみた
というわけで、発売まで待ちきれないので、現在販売されているどん兵衛を使って一足先に『どリッチ 全部のせうどん』を自作してみることにしました! 日清食品から実物の『どリッチ 全部のせうどん』も提供いただいたので、完璧に再現できるよう比較しながら挑戦します。
まずはどん兵衛のきつねうどん、天ぷらそば、肉うどんの3種を開封してみると、早速気になることが出てきました。
肉うどんの「かやく」には肉だけでなく、長ネギと天かすも一緒に封入されているではないですか。
『どリッチ 全部のせうどん』は肉だけしか入っていなかったので、完璧に再現をするのなら地道に肉だけを取り出して使わなければなりません。仕方ない……。
細かい肉片までしっかり分別し、どうにか『どリッチ 全部のせうどん』と同じ状態にすることができました。
スープは『関西版どん兵衛きつねうどん』のものを使用
続いて問題なのがスープの味。『どリッチ 全部のせうどん』で使用されているスープと同じ味のものが存在しないのなら、そもそも再現することができません。
まず『どリッチ 全部のせうどん』のWebページをチェックしてみると「昆布とかつおだしが上品に調和したつゆ」と紹介されていました。
そして原材料をチェックしてみると「食塩、魚介調味料、粉末しょうゆ、魚粉、魚介エキス、香辛料、ねぎ、昆布エキス、糖類、昆布粉末、昆布調味料」と書かれています。これと同じ原材料を使ったスープを使うことができれば完全再現が可能となるのですが、他のどん兵衛をいろいろ調べてみると、ほぼ一致するどん兵衛を発見することができました。
そのどん兵衛とは『関西版どん兵衛きつねうどん』。原材料は「食塩、魚介エキス、粉末醤油、魚粉、昆布エキス、七味唐辛子、ねぎ、糖類、昆布粉末」と、内容は若干異なりますが、大まかな並び順も同じなことがポイントです(使用量が多い順に並んでいるそうです)。
実際にそれぞれのスープをカップに入れてみましたが、やはり色は完全に一致! ここは『どリッチ 全部のせうどん』のスープは『関西版どん兵衛きつねうどん』と同じだと信じ、ふたつのカップに熱湯を注ぎます!
食べてみたら見事に完全一致! 『どリッチ』はあまりにも贅沢などん兵衛だった
熱湯を注いで待つこと5分。最後に天ぷらをのせ、ついに『どリッチ 全部のせうどん』が完成しました!
右が本物の『どリッチ 全部のせうどん』、左が自作の『どリッチ 全部のせうどん』なのですが、見た目も見事に完全一致!
っていうか、ひとつのカップの中に油揚げ、天ぷら、肉の3種が浮かぶ贅沢感があまりにもヤバい……! これまでにたくさんの製品が発売されてきたどん兵衛シリーズですが、間違いなく過去最高に贅沢でプレミアムな一品でしょう。
そして2品を食べ比べてみましたが、予想通り味も完全に一致! 『どリッチ 全部のせうどん』は『関西版きつねうどん』のスープをベースに開発された製品だと言えそうです。
昆布のダシが前面に出た関西版どん兵衛のスープは主張が強くなく、見事に天ぷらと肉の味を引き立てる約に回っています。関西のスープだからこそ、夢のコラボが実現したといっても過言ではないでしょう。
もし、4月23日の発売が待ちきれないという方や、発売になったけどなかなか入手できないという方は、今回のように自力で再現することも可能ですので試してみてはいかがでしょうか。今まで味わったことのない贅沢などん兵衛を体験できるはずです。
ただし、自作で『どリッチ 全部のせうどん』を作ってしまうと、『天ぷらなし天ぷらそば』『肉なし肉うどん』という地獄の2品が誕生してしまいますので、その点だけご了承ください。
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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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