発展途上国に向けたソーラー発電による多機能なネットワークソリューション「zeroXess」

・ソーラー発電を活用したマルチタスクなネットワークソリューション

ラジオ放送や地上デジタル放送を受信できるほか、モバイル通信にも対応しており、WiFiホットスポットとして利用することができる。
また、環境センサーが搭載され、気温や湿度のほか、一酸化炭素や二酸化炭素、PM2.5、揮発性有機化合物(VOC)などの汚染状況を常時モニタリングすることが可能だ。
10インチのタッチパネル式ディスプレイでは、時刻や天気、ソーラーパネルでの発電状況が表示されるほか、ウェブサイトを閲覧したり、ビデオチャットを楽しんだり、独自のナレッジデータベースにアクセスして、学習することもできる。
・電力とインターネットアクセスを万人に届ける
あらゆる情報や知識がデジタル化された現代において、インターネットアクセスは、もはや人々の生活に不可欠なインフラのひとつ。
「Kumbaya」は、「zeroXess」というソリューションを通じて、電力が供給される送電線とつながっていない、いわゆる“オフグリッド”にも、電力を確保し、インターネット環境を整えることで、情報や知識を広く行き渡らせ、貧困の解消や経済の発展につなげようとしている。
今後、アフリカやラテンアメリカ、インドなど、電力やインターネットアクセスが行き届いていない地域に向けて、積極的に展開していきたい考えだ。(文 松岡由希子)

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。