音楽配信プラットフォーム「ZIMRII Music」、ブロックチェーンで作品をファンに直接届ける!

今回は音楽配信のためのブロックチェーンソリューションをご紹介する。シドニー発の音楽配信プラットフォーム「ZIMRII Music」はアーティストが搾取されることなく作品を配信できるものだ。詳しく見ていこう。
・戦略立案やプロモーションもアーティスト自身で

クラウドファンディングなどのキャンペーンやギグなどのイベントをはじめ、プロモーションもアーティスト自身がおこなえるので、レーベルなどの仲介業者が不要。カットしたコストをファンに還元することもできるだろう。
熱い想いを持って作品を作るアーティストとそれを応援するファンはいても、余計なコストがかかることが活動の障壁になってきたが、スマートに作品を流通させることで、ミュージシャンは正当な収益が得られるようになるかもしれない。
・「Voise」や「OPUS」といったプラットフォームも

OPUSアプリのデモ画面音楽のP2Pマーケットを形成するブロックチェン・プラットフォームには、「Voise」や「OPUS」といったものも登場していて、それぞれEthereumをベースにしたシステム上で稼働する予定だ。
どちらもアーティストの高収益性を保証し、透明性の高いやり取りをうたっている。
コンセプトが素晴らしいこうしたプラットフォーム普及のカギは、質の高いアーティストや曲を増やせるかと、レコメンドや検索といった機能を充実させられるかで、これについては各プラットフォームとも力を入れているようだ。
また、現在はEthereumや独自トークンによるペイメントも一般化しているとはいえないため、ユーザーの熱い想いが市場のシフトを促すきっかけとなることを願う。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。