「軽を買うこと」にもしも抵抗があるなら、現行ポロの低走行中古車でどうか?

▲こちらが5代目となる現行フォルクスワーゲン ポロの後期型。実はコレの低走行系中古車、新車の軽自動車を買うよりもお安い総額で狙えてしまうのですよ

▲こちらが5代目となる現行フォルクスワーゲン ポロの後期型。実はコレの低走行系中古車、新車の軽自動車を買うよりもお安い総額で狙えてしまうのですよ

後期低走行ポロの総額はズバリ130万~160万円ぐらい!

何らかの事情により小さめの車を近々買う必要があって、そして検討の結果「たぶん軽自動車の新車が我が家的にはベスト」ということになったご家庭も多いと思います。

最近の軽自動車はどれもなかなかのモノですので、それはそれでナイスな選択です。

でも、もしかしたらあなたは心のどこかで「でもホントは軽じゃない方がいいんだけどね……」とか思ってないでしょうか?

え? 思ってない? なるほど、その場合はこの記事は完全スルーしてくださって結構です。多少なりともお時間をお取りし、失礼しました。

しかし「実はそうなんだよね……」という人には、ひとつ提案がございます。

それは「軽の新車を買うよりも断然お安い支払総額でドイツ車、具体的には5代目となる現行フォルクスワーゲン ポロの低走行中古車を買ってみるのはどうでしょう?」というアイデアです。

ご予算を申し上げますと、新車の軽自動車を買う場合は(もちろん車種やグレードによりますが)代表的な売れ筋モデルで、値引き後の総額が180万円前後といったニュアンス。

それに対して現行フォルクスワーゲン ポロの中古車は、安全装備が充実した2014年8月以降の後期型で、かつ走行1.9万kmまでの物件が総額130万~160万円ぐらい。……悪くない勝負のように思えるのですが、どうでしょうか?

▲フォルクスワーゲンのエントリーモデルであるポロ。現行型は2009年10月登場ということでモデル末期ではありますが、細かなマイナーチェンジを行いながら現役として頑張っています

▲フォルクスワーゲンのエントリーモデルであるポロ。現行型は2009年10月登場ということでモデル末期ではありますが、細かなマイナーチェンジを行いながら現役として頑張っています

▲2014年8月のマイナーチェンジで、プリクラッシュブレーキシステムやドライバー疲労検知システムなどを全車に標準装備し。アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムも標準装備になりました

▲2014年8月のマイナーチェンジで、プリクラッシュブレーキシステムやドライバー疲労検知システムなどを全車に標準装備し。アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムも標準装備になりました

その走りっぷりと所有する満足感はやはり軽とは次元が違う

ここで簡単に「現行フォルクスワーゲン ポロとはそもそもどんな車か?」ということをご説明いたします。

フォルクスワーゲンというと「ゴルフ」が有名ですが、ポロというのはそのひとつ下のクラスに位置する、昔からあるモデルで、ボディサイズはトヨタ ヴィッツとほぼほぼ同じぐらい。

超初期モデルだけはちょっと違うのですが、主に流通している年式のエンジンは近年の思想に基づく1.2Lターボまたは1.4Lターボで、1.6~2Lクラスの力強さがありながら、燃費性能的にはあくまでも1.2~1.4Lクラスという、かなりナイスなエンジンです。

走行性能全般を見ても「さすがはドイツ車」「さすがはフォルクスワーゲン」というほかないニュアンスの、かなり安心して走れる安定っぷりを披露する車です。

具体的には、高速道路のやや下りながら曲がるようなカーブを走る局面や、諸事情により少々速度を上げる必要がある際に、「あれ? そう言われてみるとさっきからぜんぜん不安感がないんですけど?」と思わず驚くような感じ……といえばわかりやすいでしょうか。

そして燃費も、カタログ値で22.2km/L(JC08モード)(※2015年式TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジーの場合)。30km/L以上のカタログ値である場合も多い最近の軽自動車にはさすがに負けますが、これでも十分「好燃費な車」だとは言えるはずです。

▲グレードによって細部は異なりますが、現行ポロのインテリアはおおむねこんな感じです。エントリークラスの車とはいえそれなり以上の高級感がありますね。写真はTSIコンフォートラインアップグレード パッケージ

▲グレードによって細部は異なりますが、現行ポロのインテリアはおおむねこんな感じです。エントリークラスの車とはいえそれなり以上の高級感がありますね。写真はTSIコンフォートラインアップグレード パッケージ

▲こんな感じの激しい走りなどしない人がほとんどでしょう。しかしこういった動きにも対応できる基本性能の高さというのは、路上で何か突発的な事態が起きたときにかなり重要となる部分です

▲こんな感じの激しい走りなどしない人がほとんどでしょう。しかしこういった動きにも対応できる基本性能の高さというのは、路上で何か突発的な事態が起きたときにかなり重要となる部分です

維持費は軽より割高だが、そこがさほど気にならないならぜひ!

ということで、ある種の人には強くオススメしたいメリットたっぷりな現行フォルクスワーゲン ポロの後期型(で低走行な)中古車なのですが、もちろん、世の中メリットがあればデメリットだってあります。

軽自動車と比べた場合の最大のデメリットは、やはり「維持費」でしょう。

軽自動車税が年間1万800円(※平成27年4月以降に新規取得した四輪乗用自家用軽自動車)なのに対し、普通車である現行ポロの自動車税は年間3万4500円。……そこそこ差がありますね。

その他、点検や整備に入れる際の基本料金や部品代なども軽自動車の方がずいぶん安いですし、前述の燃費に関しても、家計をシビアに見つめるならば、ハイオク指定で22.2km/Lである現行ポロ後期型のガソリン代は、後で地味に効いてくるのかもしれません。

また取り回しも軽自動車の方がラクでしょう。最小回転半径は現行ポロが4.9mであるのに対し、例えば現行スズキ ワゴンRは4.4m。ボディサイズ自体の違いもありますから、かなり狭い道が多いエリアでの使用を前提としているなら、ポロより軽の方がいいのかもしれません。

でも……あえて列挙したこれらのデメリットに対して、もしも「ウチの場合は、そこはそんなに気にならないかな?」と感じたなら、話は変わります。

そういった方は新車の軽を契約する前に、ぜひ「低走行の現行フォルクスワーゲン ポロ後期型」もチェックしてみて、そして可能ならちょいと試乗もしてみてください。

全員ではありませんが、少なくとも「そんなあなた」にとっては、それをやってみる価値は大であると断言したいところです……!

▲価値観は人それぞれでしょうが、自宅の車庫にはやっぱり軽よりもこういった車の方が……と考える人には強烈にオススメしたい選択肢のひとつです!

▲価値観は人それぞれでしょうが、自宅の車庫にはやっぱり軽よりもこういった車の方が……と考える人には強烈にオススメしたい選択肢のひとつです!新車の軽自動車よりも安そうな現行フォルクスワーゲン ポロの後期型を探してみる▼検索条件 フォルクスワーゲン ポロ(5代目)×2014年8月モデル以降×総額160万円以下×走行距離2万km未満×修復歴なし×支払総額ありtext/編集部

photo/フォルクスワーゲン

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