愛車のトヨタ プリウスのおかげで、趣味のスキーに全力投球できています

車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?

▲冬の間、休日はほとんどスキー場に行っているという大矢根さん

▲冬の間、休日はほとんどスキー場に行っているという大矢根さん

大好きなスキーを楽しむのに、なくてはならない存在

「年間、40日以上、雪山にいますね!」

今回取材させていただいたのは、東京都にお住まいの大矢根稔(おおやねみのる)さん。仕事のない日は群馬県や新潟県のスキー場へ足を延ばす。

大学時代にスキーサークルに入ったことがきっかけでスキーにどっぷりとはまり、今では全国大会に出場することを目標に練習を重ねているそうだ。

▲友人とスキーに行ったときの1枚。右の赤いウエアが大矢根さん(写真:ご本人提供)

▲友人とスキーに行ったときの1枚。右の赤いウエアが大矢根さん(写真:ご本人提供)

そのスキーを楽しむうえで欠かせないのが、愛車のトヨタ プリウス(2代目)だ。車は家族で共有して使っているというが、冬の間はほとんど独占状態。

休日が不規則なこともあり、夜、仕事が終わった後にスキー場に向かうことも多い。そんなときは、少し眠くなってきた頃に、SAやPAに入り仮眠を取る。プリウスには、クッションや毛布などの快眠グッズが常備されている。

「1~2時間のつもりが、5時間くらい寝ちゃったこともありますけどね(笑)」と大矢根さん。車内の快適さを物語るエピソードだ。

そして、スキー場に着けば、プリウスの車内が更衣室に早変わり。スキー場の更衣室の混み具合など関係ない。

▲シートを倒して、枕代わりにクッションを敷けば、快眠スペースができあがる

▲シートを倒して、枕代わりにクッションを敷けば、快眠スペースができあがる

車内を見せてもらうと、スキー板やストック、ブーツ、ウエア、板のチューン道具など、スキー用品が満載だった。

雪で濡れたウエアを掛けられるようハンガーを常備していたり、車内が汚れないよう板の下には青いシートを敷いていたりと、工夫がされていた。

今回積んでいたのは1人分の道具だが、友人や後輩を一緒に乗せていくことも。車内はかなりパンパンになるが、頑張れば4人は乗れるそうだ。

▲2本の板は後部座席を倒して収納。ウエアはハンガーに掛けている

▲2本の板は後部座席を倒して収納。ウエアはハンガーに掛けている

これだけスキーに行っているのなら、より走破性の高い車の方がいいのでは? と思い、聞いてみた。

すると、「2WDのプリウスでも雪山も全然いけますよ!」となんとも頼もしい答え。加えて、乗りなれているプリウスは居心地がいいそうだ。

▲スキーに行くときはとにかく大荷物!

▲スキーに行くときはとにかく大荷物!

どんなクルマと、どんな時間を?

トヨタ プリウス(2代目)と、趣味のスキーに全力投球する時間を。

2003~2009年に生産された、国民的ハイブリッドカーの2代目。初代はセダンだったが、2代目からハッチバックスタイルに。さらに大きくなった車体も相まって、リアシートの居住性や荷室の実用性が向上した。

▲実は1ヵ月ほど前に購入したという。この車の前も、同じ2代目プリウスに乗っていた

▲実は1ヵ月ほど前に購入したという。この車の前も、同じ2代目プリウスに乗っていた

▲愛車・プリウスとの時間は「スキーに全力投球するための、リラックス時間」と話してくれた

▲愛車・プリウスとの時間は「スキーに全力投球するための、リラックス時間」と話してくれた

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この車を探してみる 「どんなクルマと、どんな時間を。」過去の記事はこちら text/編集部 溝上夕貴

photo/早川佳郎

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