昼飯に豚丼を食べながら「昼飯の角度」と「豚飯」について考察してみた[PR]
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ある平日のランチタイム。ふと「“牛丼”は“牛飯”って言うけど“豚丼”は“豚飯”ってあんまり言わないよなあ」とネットで調べていたら、「昼飯の角度」という聞き慣れない言葉から派生した「豚飯」というワードを発見。いずれも、プレイヤーが戦車を操縦して戦うオンラインゲーム『World of Tanks』で使われる防御のテクニックらしい。
気になったので“昼飯”に“豚丼”を食べながら、戦車の模型を使って考察してみることにしました。
「昼飯の角度」とは
「昼飯の角度」は、第二次世界大戦中に実際に使われていた戦車の防御行動のこと。装甲に対して垂直に被弾するよりも、傾斜した状態で被弾した方が、装甲の見かけ上の厚さが増し防御力が高くなるという、“被弾経始(ひだんけいし)”の概念を利用しています。
敵戦車に対して正面を向くのではなく、前面を傾けて向けることで防御効果を高めるのが「昼飯の角度」。前面の装甲を破られないようにするには、確かに有効なポジションですね。『World of Tanks』をこれから始める人は、まず覚えておいた方がよさそう。
「昼飯の角度」の由来としては、敵の砲弾が来る方向を時計の長針、戦車の前面が向いている方向を時計の短針と見たときに、11時もしくは13時の昼食時間に合わせるという説、ドイツの食事の時間である10時30分、13時30分に合わせるという説があるようです。
参考URL:
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12152568547
https://kirisima19.com/2015/01/26/%E8%B1%9A%E9%A3%AF%E3%83%BB%E6%98%BC%E9%A3%AF%E3%81%AE%E8%A7%92%E5%BA%A6/
「豚飯」とは
一方、「豚飯」は『World of Tanks』の日本コミュニティで「豚式昼飯」「豚飯」と呼ばれている防御行動のこと。建物や岩など障害物がある場合に利用できるテクニックです。
障害物に戦車の正面を隠し、敵戦車に対して角度をつけて側面を向けることで防御効果を高めるという戦術が「豚飯」。前面を障害物にぴったりつけた後、曲がりながら後退することでポジションが作れそうですが、戦車の種類によって主砲の長さや前後の配置が異なるので、最適なポジションをとれるようにするには慣れが必要そう。
名称の由来ですが、戦車のお尻を出した様子が「豚の尻尾だけ出ている」とたとえられ、「豚飯」と呼ばれるようになったという説が。なかなか面白い命名ですね。独自の文化を生み出す『World of Tanks』日本コミュニティの活発さを物語るキーワードなのではないでしょうか。
“バージョン1.0”になった『World of Tanks』
そんな『World of Tanks』は、“バージョン1.0”として稼働を開始する大型アップデートを実施。
新グラフィックエンジンの導入により、幅広いPCで美麗なグラフィックを維持しながら安定したゲームプレイを実現しているほか、29種類の既存マップのHDリマスターと新規マップの追加、ゲーム内音楽のアップデートなどを実施しています。豚丼でお腹がいっぱいになったら、新しい『World of Tanks』で“豚飯”を駆使して戦ってみては。
World of Tanks ― 基本無料オンラインゲーム
https://worldoftanks.asia/ja/
タンク・アカデミー: 装甲の角度と昼飯の角度 | タンク・アカデミー | World of Tanks
https://worldoftanks.asia/ja/content/tank-academy/armour-angling-side-scraping/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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