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【ライヴ直前インタビュー】まがりかど、3月25日に2年半ぶりライヴ「4人の人生を観にきてほしい」

【ライヴ直前インタビュー】まがりかど、3月25日に2年半ぶりライヴ「4人の人生を観にきてほしい」

活動休止中の4人組ガールズ・バンド、まがりかどが、約2年半ぶりにライヴを行う。

2018年3月25日に東京・新宿LOFTで行われるイベント〈reach the sky vol.7〉に出演。チケットはすでに完売している。

まがりかどは、2013年5月に開催した自主企画で初ライヴ。2014年の〈閃光ライオット〉、2015年の〈未確認フェスティバル〉といった10代の登竜門的なイベントでは3次審査まで進出を果たしたが、2015年9月27日に新宿紅布で行われたイベント〈奇天烈大発火!! -ありがとうございまがりかど-〉でのライヴをもって、無期限活動休止していた。

その後メンバーのふたご姉妹、くどうみさき(Vo&Gt)とゆきみ(Vo&Key)は音楽ユニット「パジャマ文庫」を結成。「ミスiD2017」ではセミファイナリストに選出された。せいちゃん(Vo&Dr)はガールズ・バンド「あのね」を結成し、先日初音源をリリースしたばかり。あさち(Vo&Ba)は保育士のたまごとして奮闘中。

一時はふたたび4人で活動することは難しいと思われていたが、この度、久しぶりのライヴ出演が決定した。

そのライヴを直前に控え、メンバーの4人にインタビューを実施。彼女たちの近況や活動休止の真相、そして2年半ぶりにライヴ出演を決断した理由、今回のライヴや今後の活動についてなど、赤裸々に語ってもらった。

明日3月25日、まがりかどがついにステージに帰ってくる。

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■「マジでなんもやってない」

――まずは、みなさんの近況を聞かせてほしいんですけど、がっつり音楽をやっているのは、せいちゃんくらい?

せいちゃん:「あのね」っていう3ピースのガールズ・バンドをやってます。ミケトロイズのベースのさとうなつみと、その高校の先輩のはっしーとわたしで。ロックとかポップとか全種類の音楽をやってるつもりで、でもまがりかどの時みたいに歌詞に意味があるような歌をうたってます。

――全員ヴォーカルができるってところとかは、まがりかどとも共通点がありますよね。2016年12月に結成だから、いま活動一年ちょっとくらい。

せいちゃん:いい感じになってきたので、今年はクアトロに出ます! 

全員:え!??

せいちゃん:あ、まだ決まってないんですけど言っときます(笑)。7月までとかには出たいですね。有言実行な感じで。

――ほかの人は、いまどんなことをしてる?

あさち:私は保育士になります!いま研修中なんですけど、3月に学校を卒業して小っちゃいクラスの担任になります。

――特に音楽活動はしてない?

あさち:園児の前でウクレレを弾いてます(笑)。

全員:めっちゃいいじゃ~ん!

――ふたごは、まがりかどが終わって少ししてから「パジャマ文庫」ってユニットをやってましたよね。

ゆきみ:うちらのやる気ないから、あまり活動してない(笑)。あと今回のライヴにも出る「ギリトミンズ」ってバンドをはじめて、友達と楽しく音楽をやってます。

――今回のライヴ限定のバンド?

ゆきみ:たぶん。でも音楽をイチから作る楽しさみたいなのは、ギリトミンズで再確認しましたね。新しい曲も作ってるし。あとは浅草Buttobi!っていうイベントができるゲストハウスでバイトしてました。

みさき:わたしはマジでなんもやってないですね。ずっとフラフラしてる感じ。

■「就活はいい勉強になった」

――前にインタビューしたときに「自分が社会不適合ってわかってるから、ちゃんと会社で働けるって全然思っていない」って言ってましたよね。

みさき:いまだに思えないです。

せいちゃん:私も本当に音楽しかないですね。社会不適合者だと思ってるので。だから早く売れなきゃいけない。

ゆきみ:でもスーツ着て面接して「ザ就職活動」って感じのをしたのって、わたしとみさきだけだよね。

あさち:私はスーツ着てっていうより、結構前から動いて顔を覚えてもらいにいく感じだったからね。

――ふたごは就活してどうでした?

ゆきみ:大変だったけど、いい経験になりましたね。これまでの人生の過程で、受験とかでも特に勉強とかしてこなかったから、はじめて進路のために一生懸命になった時期でした。いままで恵まれてたから、音楽とかも頑張らなくてもうまくやってこれちゃったんですよ。でも就活は自分でどうにかしなくちゃいけなくて、そういう経験ははじめてだった。

――心は折れなかったの?

ゆきみ:何度も折れたんですけど、安定したお金のためには仕方ないかなって。わたしは普通のOLになりたいので。

――ふたごは「ミスiD」のセミファイナリストにもなったわけですが、就活でそういう話はしなかった?

ゆきみ:言ってないですね。でもバンドのことはめっちゃネタにしました。自分のことを振り返ったときに、他の人がやってないことっていうとバンドくらいしかなかったので。それだけ人生において、大きいことだったんだなって思いました。

――みさきさんも就活したんですよね?

みさき:したけど、ゆきみさんみたいに真面目にしてないです。みんなが決まっていくなかで、どうだっていいやって思いながらやってたんですけど、どうにかなっちゃいました。

■「ちゃんと音楽に向き合ってたからこその活休」

――今回は2年半ぶりくらいにまがりかどがライヴをやるわけだけど、そもそもなんで活動休止したんでしょう。

全員:…うーん。

あさち:みんな忙しかったしね。

せいちゃん:みんなが責任を押し付けあってた。

――ケンカとかもあった?

みさき:暴力と血と涙と…過激派でした。

あさち:マフィアみたいなもんです。

ゆきみ:でも、いま思うとちゃんと音楽に向き合ってたからこその活休だったと思う。最初はただの友達だったのが、ちゃんとバンドになれてたんだなって。だから音楽を真剣にやっていくってなったとき、当時のうちらには無理だったんだよ。

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