まるで本物の魚! MIT、海の中を自由に泳ぐ魚ロボット「SoFi」を開発

また、そうした水中機器はプロペラなどで推進力を得ているため、音や泡、動きで周辺の魚を驚かせてしまうこともある。そこで、米国マサチューセッツ工科大学コンピューターサイエンス・AIラボ(CSAIL)が開発したのが魚そっくりの「SoFi」。本物の魚同様に体をくねらせて尾びれを動かし水中を自由に泳ぐロボットだ。
・ケーブルフリーで自在

SoFiは前進するだけでなく左右にターンしたり、潜ったり浮上したりすることも。大方の水中ドローンはケーブルで船上につながれているが、SoFiはケーブルフリー。驚くことに、人が操作しなくても自動で泳ぐのだ。
・魚に混ざって泳ぐ!

CSAILのチームが実際にサンゴが広がる海でSoFiを作動させた動画を見ると、周囲の魚に馴染んで一緒に泳いでいることが確認できる。
研究チームは今後、SoFiの泳ぐスピードをアップさせるなど改良を図っていくとのことで、いずれ海洋生物調査で活躍する日がきそうだ。

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