「みなさんのおかげでした」最高満足度企画と年度別推移を調査

▲フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」公式HPより

3月22日に30年の歴史に幕を下ろすフジテレビ系バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」。

その放送内容が賛否を呼んでいることや視聴率の不振などが度々ニュースを騒がせていたが、毎日2400人からテレビの視聴調査を行っているテレビウォッチャーの満足度によると「みなさんのおかげでした」はどのような評価となっているのだろうか。

満足度の年度推移

2012年4月より調査を開始したテレビウォッチャーによると、2012年の平均満足度3.42が最も低い満足度となっており、その後は2013年満足度3.49・2014年満足度3.51・2015年満足度3.47・2016年満足度3.55・2017年満足度3.47・2018年満足度3.68と推移している。(5段階評価)

2012年から2017年までは満足度3.50のラインを行き来している。テレビウォッチャーでは高満足度の基準を3.7と定めているため、芳しい数値とは言えない。しかし、番組終了が発表されて以降の満足度は上昇し、2018年満足度は3.68へと高騰としている。番組の意地と、終わって欲しくないという視聴者の感情が合わさった結果だと思われる。

最高満足度は?満足度ランキング

2012年4月以降に放送された同番組の満足度ランキングでは、2016年5月12日に放送された「888回記念SP」の満足度4.01が1位に輝いた。現在では絶対に放送出来ないような名作の数々が、視聴者の心に響いたようだ。やはり総集編は強かった。

また、2位には2013年10月24日に放送された人気企画「2億4千万ものまねメドレー選手権」が満足度3.98でランクイン。「2億4千万ものまねメドレー選手権」は5位にもランクインしており、満足度が苦戦している中でも人気企画は高い満足度を得ていたことが分かる。

「とんねるずのみなさんのおかげでした」はさまざまな波紋を呼んだ番組であったが、人気企画は時々復活して欲しいと思わせる、満足度ランキングとなった。

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(執筆者: テレビウォッチャー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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