スティーヴィー・ワンダー、文化盗用議論渦中のブルーノ・マーズを擁護

スティーヴィー・ワンダー、文化盗用議論渦中のブルーノ・マーズを擁護

 YouTubeチャンネルのThe Grapevineが先週、“ブルーノ・マーズは黒人文化を盗用しているのか”というテーマで激論が交わされたパネル・ディスカッションを公開し、全米のネットが大騒ぎになった。

 『24K・マジック』が今年の【グラミー賞】で<年間最優秀アルバム>を受賞できたのは、ブルーノが黒人音楽を歌う黒人ではないミュージシャンだからだと主張する者や、彼がプエルトリコやフィリピンの血を引いている有色人種であることから自動的に文化盗用は成立しないと反論する者など、様々な意見が飛び交った。

 この議論はネット上でも数日間続き、いくつかの主要サイトからも見解が出されるほど白熱している。こうしたなか、2018年3月17日にビバリーヒルズでスティーヴィー・ワンダーをキャッチしたTMZが、ブルーノの件について意見を引き出すことに成功した。

 スティーヴィーはパパラッチの問いかけに対し、「いいことを教えてあげよう。神は音楽を私たち皆が楽しめるように作ったたんだ。だから人々の恐怖心や不安感から自分たちに制限を掛けてはならない。彼には素晴らしい才能があるから、(彼への批判は)全部ただのbulls*itだ」と見解を述べ、「彼は偉大なミュージシャンやアーティストやソングライターたちに刺激を受けたんだ。それでいいじゃないか」とブルーノを擁護している。

 TMZのリポーターが、「では彼なら許される、ということですか?」と尋ねると、「許す許さないの問題じゃない。神は全ての人の為に音楽を作ったんだ」とスティーヴィーは即答して車に乗り込んだ。

◎TMZによる映像
http://www.tmz.com/videos/0_woey2tod

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