ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

『ストリートファイターII』のAR(拡張現実)ゲームを作っちゃった人に聞いてみた

事実を伝えているように見えて、実は“編集”という人間による情報の“加工”が施されているのが広告、ニュース、テレビの情報番組などだったりします。最近だとSNSなんかも人間による情報の“加工”が施されている例だと思います。そういうこともあってか、素直に見たまま聞いたままを書けない習性の筆者は、『ストリートファイターII(以下、スト2)』がAR(拡張現実)になった動画を見た時も、「スゲー、プレイしてー」と率直に思ったものの、同時に「でも、映像いじってる可能性もあるしな」と妙に冷めてしまうのでした。

Street Fighter II in the real world(YouTube)
https://youtu.be/NpvZWFd0uRg

この動画を『YouTube』に投稿したのは、29才のアメリカ在住インド人、Abhishek Singh氏(以下、同氏)。早速、裏取りも兼ねて本人にいろいろ聞いてみました。

取材に応じてくれた同氏は、「この『スト2』の動画ってリアル? 編集とかでいじってない?」という意地悪な質問に対し、「動画はデモ映像ですが、実際にゲームをプレイしてガールフレンドと対戦しています。編集したり加工したりは何もしていません」と答えてくれました。

動画の説明文には「マルチプレイ対応のARゲームとして改造した」という記述があるのですが、「どれくらいの時間がかかったのか? どうやって作ったのか?」と聞いてみたところ、「開発期間は1か月です。『Unity(ゲームエンジン)』と『ARKit(拡張現実API)』を使っています。マルチプレイには『Unity』のネットワークを使いました。『スト2』キャラクターの3Dモデルはネット上で見つけたものを『Blender(3DCGソフト)』で修正し、『Mixamo(3Dキャラやアニメのカスタマイズができるサービス)』でアニメ化しました」とのこと。

また、「プレイヤーがスマホを任意の平らな場所に向けると自動でステージをセットアップします。ステージの大きさは自動調整され、対戦相手が同じ場所にスマホを向けることで対戦の準備が完了します。ARになることでよりライブ感のあるマルチプレイ体験ができるようになっています。実際にゲームとしてプレイできるものは、自分が知る限り他に見た事ありません」とも語ってくれました。

波動拳!

竜巻旋風脚!

当り前ですが、「さすがにアプリはカプコンの許諾がないとリリースできないよね?」という問いに対しては、「ええ、カプコンの許可なくしては何もできません」と、ごく当たり前の回答でした。

もしかしたら、カプコン社内ですでに『ストリートファイターAR』の開発ラインが動いているのかもしれないですね。正式リリースしたら爆発的人気になりそうな予感。

The Ring brought to life in AR(YouTube)
https://youtu.be/g_WBVi-bu9Q

Super Mario Bros Recreated as Life Size Augmented Reality Game(YouTube)
https://youtu.be/QN95nNDtxjo

ちなみに同氏はこれまでにもARという切り口で、『スト2』以外にも貞子やマリオの動画も公開しています。

※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=NpvZWFd0uRg

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。