CD音質のストリーミング音楽サービス『Deezer HiFi』発表会を開催 GLIM SPANKYによる映像コンテンツ『Deezer Session』公開収録も
2007年にフランス・パリでスタートし、世界185か国で4300万曲以上の楽曲を提供するストリーミング音楽サービス『Deezer』は、2017年12月に日本向けサービス『Deezer HiFi』を開始。3月12日に日本でのローンチイベントを青山・ブルーノート東京で開催しました。
『Deezer HiFi』は、オンキヨー&パイオニアマーケティングとヤマハミュージックジャパンとのパートナーシップにより開始。CD音質である44.1kHz/16bitのFLACフォーマットで、現在3600万曲以上の楽曲を配信しています。アルゴリズムと人力のキュレーションにより、ユーザーに合ったサウンドトラックを自動生成する『Flow』機能が利用できるのも特徴。月額料金は1960円(税込み)。
Deezer社 Chief Commercial Officerのゴラン・シャケド氏は、現在日本で展開する音楽サービスについて、“音楽の品質”か“利便性”のどちらかを妥協しなければならなかったと語ります。MP3音質である一方で利便性が高い『Apple Music』と、高音質な一方で、曲数が少ない、ダウンロードしてストレージ容量の確保が必要など、利便性が低いハイレゾ音楽サービスを対象にサービスを比較。『Deezer HiFi』は両者のよいところを合わせ持ち、リーズナブルな料金で利用できるサービスであると主張しました。
CD音質のストリーミングは、PC用のデスクトップアプリと対応デバイスでのみ利用可能。iOS/Android用アプリでは、最適化した音質での提供になります。対応機器として、オンキヨー“rubato”、パイオニア“private”といったポータブルプレーヤー、ヤマハのMusicCast対応機器が紹介されました。今後もパートナーを増やし、CD音質の音楽を多くのファンに届けていく方針とのこと。
J-POPやJ-ROCKといった国内の楽曲のカタログも増強していく方針。現地の音楽シーンにも注力し、応援する“ローカルヒーロー”を目指すと語りました。
そうした取り組みのひとつが、現地でライブ音源を収録してコンテンツとして提供する“Deezer Session”。この日は、アジア人初の“Deezer Session”としてGLIM SPANKYが出演し、公開収録が行われました。
サードシングル『愚か者たち』など8曲を演奏。ライブ映像は後日、『Deezer』を通して全世界に配信されることが決定しています。
GLIM SPANKY Deezer Session LIVE 『愚か者たち』(YouTube)
https://youtu.be/Wsi-tfBKiUk
ちなみに今春には、Fitbitのスマートウォッチ『Fitbit Ionic』向けに、スマートフォンを持たずに楽曲を持ち歩ける『Deezer』アプリの提供が予定されています。『Fitbit Ionic』ユーザーにも注目の音楽サービスとなりそうです。
参考記事:
Fitbit初のスマートウォッチ『Fitbit Ionic』は1月18日発売へ 価格は3万6000円
https://getnews.jp/archives/2006087[リンク]
Deezer – 音楽ストリーミングサービス | Flowを試して、無料で音楽をダウンロードして聴きましょう
https://www.deezer.com/ja/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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