ルノー、自動運転によるシェアリングカー「EZ-GO」のコンセプト発表

仏ルノーは、スイス・ジュネーブで8日から開催されるモーターショーで、自動運転カー「EZ-GO」のコンセプトを発表する。

都市部でのライドシェアリングに活用することを目的としていて、目的地まで自動運転で客を運ぶ、いわば“乗り合いハイヤー”だ。2022年にもリリースする見込み。

・車椅子での利用も可

電動のEZ-GOは完全自動運転で、最高速度は時速50キロ。ボディにはガラスがふんだんに採用されてほぼシースルーとなっている。

車内に運転席はなく、6人乗り。ゆったりとした空間に、Uの字型のシートが設置されている。乗客同士が会話したりできるよう、あえてこの配置にしているとのこと。

出入り口は、フロント部分のハッチが大きく開く。乗降口にはスロープが備えられ、車椅子やベビーカーにも対応する。

・タクシーより低料金

コンセプトでは、客は停留所から乗り込むほか、スマホのアプリなどから乗車予約もできる。バスに乗るような感覚で乗り込み、目的地まで運んでもらえるのだ。

料金はバスよりは高く、しかしタクシーよりは低めになる見込みとのこと。

低料金で早く快適に目的地に向かえるとなれば、確かに都市部を中心に需要はありそう。新しい交通手段として社会に浸透する日はそう遠くないのかもしれない。

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