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【Interview】トークンで作る独自の経済圏!コミュニティの価値を売買する取引所「fever」とは?

昨年巻き起こった仮想通貨ブームには、目を見張るものがあった。その人気は衰えることなく、次世代通貨としての地位を、着々と固めつつある。メリットの1つは、資金調達が容易にできること。銀行融資のような手続きもいらず、ネット上で呼びかけるだけ。短期間で目標額を集めるのも、夢ではない。

そんな次世代型の仕組みをうまく利用したのが、今回ご紹介する「fever(フィーバー)」。トークンを使ってスキルや商品を売り、新しい経済圏を生み出そうという、まったく新しいタイプのコミュニティサービスだ。

現在はティザーサイトの公開のみで、正式リリースはこれから。ベールに包まれた中身を知るべく、Asobica社代表取締役の今田 孝哉(いまだ こうや)氏に、話を聞いた。

・トークンを介して支援者や仲間を増やす新しい形の経済圏

Q1:まずは、このようなサービスを提供するに至ったきっかけからお聞かせください。

僕自身、過去に2度コミュニティを運営した中で感じた課題があり、それらを解決できる方法はないかと、考えたのが最初のきっかけです。そこからメンバーと試行錯誤し、「fever」の形が徐々にできあがっていきました。

まず、チームのエンジニアが、2日でプロトタイプを作りました。使った結果、効果が感じられなければ、別のプロトタイプを作り出す、というふうにどんどん形が変わっていきました。(中略)解決したい課題は当初と変わらないのですが、サービスが大きく変化してきた、という感じです。

Q2:「fever」とは、どんなサービスなのでしょうか。仕組みや特長など、詳細について、教えてください。

「fever」は、コミュニティのコイン(トークン)を発行し、支援者や仲間を増やしながら、独自の経済圏を作っていけるサービスです。コミュニティが発行したコインは、市場の需要と供給によって価値が変動していき、二次流通も可能です。

コミュニティ内の商品を、サービスの中でチケットとして提供することもできます。ユーザーは、コミュニティのコインで、チケットを購入します。ショッピングサイトで発行された独自のポイントを、サイト内で自由に使えるようにしている仕組みと似ています。それらで独自の経済圏を作っているように、各コミュニティでも、そういった経済圏作りができてしまう、というのが「fever」です。

・正式リリースは2月末か3月初頭

Q3:本サービスのターゲット層は、どんな人たちなのでしょうか。また、サービスを利用することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

ターゲット層は、コミュニティやチームを運営するオーナー、そこに所属するメンバーです。コミュニティの活動をより発展させたい場合、コイン(トークン)で資金を調達することができます。この「fever」というプラットフォームで、新しい資金調達の形を提示できる、と思っています。

所属するメンバーやオーナー自身が、チケットという形で、コミュニティに紐づく商品を販売することも可能です。常に資金調達をしながら、ECサイトを開設できる、というふうに考えていただけると、よりイメージしやすいかもしれません。それらはすべて、価値が変動するトークンの性質を持つため、購入者側にとっても、ハードルが低い(購入しやすい)ものになると思われます。

Q4:正式リリースはいつ頃でしょうか。それまでの展開と併せて、教えてください。

3月上旬のリリースを、予定しています。それまでに、“fever投票所”で決定した7つの上場コミュニティと詳細をすり合わせ、上場に向けた準備を進めていきます。

決定したコミュニティの中には、オリンピック正式種目化をめざして活動している日本ドローンレース協会や、日本初の世界基準のBMXレースコースを運営する、YBP PROJECT TEAMというコミュニティの上場が、決定しています。今後の企画などについては、順次公式twitterから発信していきますので、ぜひそちらをご覧ください。

好きなコミュニティがあれば、1円単位から応援可能。感謝の印として、コインが発行される仕組みだ。このコインを使ってサービスを利用したり、商品を購入することができる。ここは、まったく新しい形のショッピングサイト。次世代型の消費が、大いに楽しめそうだ。(取材・文 乾 雅美)

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