「配られた紙をグチャグチャにしてください」→「それがいじめです」 受けた心の傷を効果的に教える授業に多数の反応

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学生の間はもちろん、社会人になってからも「パワハラ」という名の「いじめ」を受けていた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。そういった体験をすると、後々まで尾を引くことになるのではないでしょうか。

ある『Twitter』ユーザーが次のようにツイート。多くのRTや「いいね」を集めていました。

いじめといえば中学か高校の時に外部講師的な方に「今から配る紙をグシャグシャにして下さい」と言われて、皆が紙を丸めたり踏んだりした後に「ではそれを元通りにして下さい。…どう頑張っても元の綺麗な紙には戻りませんね?それがいじめです」って言って教室が静まり返ったのは今も忘れられない。

「当時は凄く心にズンと来た」というツイート主。「つけた傷は何しようが元には戻らないということか」「いじめ側は大抵自分がいじめてるとか考えてない」といった反応があったほか、同様の内容の授業を受けたという人のツイートも集まっていました。

自分もその授業受けました
授業よりその後自分の親に
「その紙を鉄の板に変えれるのは自分だけ、はっきり言うていじめなんかどこいってもある
すぐ折れて破れる弱い紙の自分で居るなよ
そんなもんは甘えで紙みたいな弱い人間じゃ世の中渡っていけん
鉄の板になれ」
って言われたことのが印象にあります

小学校の頃に先生から似たような事を教えて頂きました
左手を右手で何度も叩くというものでした。
腫れても赤くなっても何度も何度も…
先生は、「叩いた方は痛ければやめられるけど、叩かれた方は痛くて苦しくて、いつまた叩かれるか分からない。辛い、怖い。
これがいじめです。」と仰っていました

いじめの心の痛みを理解させるために、現場で試行錯誤していることも垣間見えるこのエピソード。学校と同じく職場も閉鎖的な環境だと起きがちでもあり、相手の心を踏みにじるということがどういうことなのか、効果的に教える機会はまだまだ多く必要なのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/yukiya42442/status/963758291603013634 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: https://note.com/parsleymood

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