人工知能が独自の生態系を構築!?スペインのテクノロジースタジオが提案する「ロボット生息地」がなんだかスゴイ

それなら、ロボット自身が別の生態系を作ればいいのではないか。大胆な発想を掲げたのは、バルセロナを拠点に活動するテクノロジーデザインスタジオNoumena。彼らが提案するのは、ロボットたちが自給自足で生活する「ロボット生息地」。人間の持つ資源と競合しないよう、人類の周囲に空間を見つけることで、人との共生関係を築こうというものだ。
・カメ型ロボットから始まる新たな生態系

皮膚(甲羅)は、複数の3Dプリントシェル。この中にコントロールシステムを内蔵する。ロボットの稼働は、キネクト・モーション・センス入力デバイスを通して、送信される仕組みだ。甲羅の中央に配置した赤い光が、キネクトによって読み取られると、コンピューターがその位置を検出。的確な指示が、処理スクリプトに返送されるようになっている。
・実現不可能ではない話!?

新時代の生命学とも捉えられる壮大な計画だが、これまでロボットが歩んできた道のりを考えれば、まったく不可能ではない。人類と共存する新種の誕生。そう遠くない未来に、実現するかも。

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