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「子どもは親の背中を見て育つ」では自信のない親はどうすべきか?

「子どもは親の背中を見て育つ」では自信のない親はどうすべきか?

我が子にどんな言葉をかけるかが子育ての重要ポイント、ということで日々の言葉がけを意識して子育てをしている人は多いかもしれません。

たしかに、親からの言葉は子どもの成長に確かな影響を及ぼします。しかし、子どもは親の言葉だけで育つわけではないということもわかっておくべきです。

セラピスト・中野日出美さんの著書『女の子の育て方 子どもの潜在意識にこっそり“幸せの種”をまく方法』『男の子の育て方 子どもの潜在意識にこっそり“成功の種”をまく方法』(ともに大和出版刊)は、子育てのキーワードとして「潜在意識」を挙げています。

無意識の領域とされる潜在意識は、子育てとどのように結びつくのでしょうか。そして、潜在意識に訴える、親から子への非言語のメッセージとは?

一風変わった、でも読むと納得する中野さんへのインタビュー。後編をお届けします。

――今回の本では、男の子には「成功の種」、女の子には「幸せの種」と、それぞれに潜在意識に働きかける方法を明かしています。ただ、男の子だけみても「自分を愛する種」「学力アップの種」「愛され男になる種」など、「種」は7種類に及びます。親はこれらを全て撒かないといけないのでしょうか。

中野:全部撒けたらもちろんすばらしいです。ただ、男の子は全部撒かないと成功できないわけではありませんし、女の子も幸せになるために全ての種が必要なわけではありません。

今回の本で書いた「成功の種」と「失敗の種」をそれぞれ読んでいただいて、「あ、そうだったのか」とか「私がやっていたコレは実はよくないことだったのか」と気づいていただき、自分の子育てを振り返っていただくきっかけになればいいと思います。そこからは「失敗の種」を撒くのをやめて、「成功の種」をどんどん撒いていただきたいですね。

――「子どもは親の背中を見て育つ」といっても、自分の背中を見せていいものか自信がない親もいるはずです。こういう親にアドバイスをするとしたらどのようなものになりますか?

中野:そういった親にとっては、今回の本で書いたことは耳の痛いことが多いかもしれませんが、完全な人間がいないように、完璧な親はいません。私自身も親としては未熟でしたし、今振り返ると子どもたちに知らず知らずのうちに「失敗の種」をたくさん撒いてしまいました。

ただ、子育ては取り返しのつかないものではありません。悪い種を撒いてしまったことに気がついたら、新たにいい種をたくさん撒けばいい。

それともう一つ、子どもに幸せになってほしいなら、親自身が幸せになることです。心から幸せを感じながら自分らしく目標を持って生きる。その姿を子どもに見せるだけで十分なんだと伝えたいです。

――生きていくうえで「自己肯定感」はすごく大切だと感じています。もし親の自己肯定感が低い場合、子どもにもそれは影響するのでしょうか?

中野:ものすごく影響します。自己肯定感が低いと、自分そのものではなく「仕事をしている自分」しか肯定できず、病気になって体が辛いのに無理をして仕事に行ってしまったりします。それを子どもが見ていたら、「健康より会社に行く方が大事なんだ」と思うでしょう。

また、DVを受けていても、自己肯定感が低い人だとひたすら耐えることに終始しがちです。これもやはり、子どもの潜在意識は「男の人は強くて女の人は弱い」とか「男の人の機嫌が悪いと女の人は叩かれるんだ」と受け取ってしまう。そういった記憶はその子が大人になってからの行動にも影響するものなんです。

――最後になりますが、子育てをしている親の方々にメッセージやアドバイスをお願いできればと思います。

中野:先ほどもお話ししましたが、親が子どもに与えらえる一番の幸せの種は、親自身が幸せであることです。たとえ苦労していても、日々を楽しんで、ささやかなことを喜べる生き方、小さな喜びで笑い合える生き方をしていれば、それは子ども潜在意識に確実に植えつけられますから、自分らしく幸せに生きていただきたいですね。

(新刊JP編集部)

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