ホンダ N-BOXなら彼女とのデートだって快適に過ごせる
もしこの車に乗るなら……という視点で人気車が持つ魅力にクローズアップ! 今回はホンダ N-BOXに乗ったなら、という妄想ストーリーをお届けしよう。
▲軽自動車とは思えないほどの室内の広さを誇るホンダのトールワゴン、N-BOX。全国軽自動車協会連合会によると、2016年度、2017年度上半期ともに軽自動車の新車販売台数1位を獲得している人気車種だ。2017年9月に登場した現行型には、ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を軽自動車として初めて採用し、全タイプに標準装備している
実用性も経済性も◎、N-BOXは彼女も満足の1台
買ったばかりの愛車で彼女とお台場をドライブ。「室内は広いしカーナビも使いやすいし高速道路でも安定していていいね」と褒めてくれた。自分でもそう思う。
社会人になったばかりで、車購入に充てられる予算は限られていた。
当初はプジョーやフィアットなど、おしゃれな中古の輸入ハッチバックを考えていた。
ところが、その頃できた彼女はピクニックやキャンプ、それにスノーボードと、かなりのアウトドア派。
車を探していると伝えると「荷物がたくさん入るのがいいな」とぽつり。
急きょ、たくさんの荷物が入って(遠出するから)燃費がよいという条件で車探しをやり直した。今度は敬遠していた軽自動車も候補に含めた。
彼女ができたことで、“モテるため”という見栄から解放されたからかもしれない。
セカンドカーもいらなくなった。次の車を探し始めた頃、今まで候補に挙がることのなかったセダンに初めて関心をもつようになった。
実用性、経済性に優れることから、いくつかの軽自動車が気に入ったが、走りの面でピンとくるものがなかった。
が、出たばかりのN-BOXカスタムに乗ってみて一発で気に入った。安定性が高く、静かで、パワフル。これホントに軽自動車?
車がアシストしてくれそうなので今度1泊旅行を提案してみようと思う。
▲乗り心地がよい。装備が充実している。カッコもよし。これらは先代が登場したときにも感じたことだが、新型はそれらが全方位的にレベルアップしている
乗り心地、静粛性などがレベルアップした現行型
2011年に登場した初代N-BOXは今年モデルチェンジするまでほとんど売れ行きを落とさずヒットし続けた。日本市場にあってこれは非常に珍しいパターンだ。こんなに順調に売れ続けるならモデルチェンジはもっと先でもよかったような気がするが、開発スケジュールが決まっているからそうもいかないのだろう。
ヒットモデルのモデルチェンジは難しいとされるが、開発陣はそのプレッシャーを見事にはねのけた。乗り心地、静粛性、使いやすさなど、初代が優れていたポイントはさらにブラッシュアップされた。
不整路面を走行した際にステアリングに伝わるざらついた感触や段差を乗り越えた際の衝撃が実にうまく抑え込まれている。また、加速時にブーンと安っぽい音を立てるのは排気量の小さな軽自動車である以上しかたないとこれまで考えられてきたが、これもうまく抑え込まれている。
ただし安くはない。しかし高くてもいいから出来のよい軽自動車が欲しいという声は少なくない。新型もヒット間違いなし。
▲ベンチシートとインパネシフトによって小さな空間を効率よく使わせることに苦心しているとわかるインテリア
▲フロントウインドウ上部に設置されたカメラと、フロントバンパーの向かって右側に設置されたミリ波レーダーで先行車や歩行者を検知し、必要に応じて自動ブレーキを作動させる
▲スマホが必携の現代人にとって車で充電できるかどうかは重要なポイント。N-BOXには充電専用ソケットが2個、データ伝達も可能なソケットが1個備わる
▲人が乗るときにはリアシートを後ろへ、荷物を載せるときには前へとスライドさせられるので、多様な用途に対応できる
▲リアシート座面を跳ね上げ、1400㎜の室内高をめいっぱい使って背の高いモノを積載できる他、子供の着替えなどにも便利text/塩見智
photo/篠原晃一 ホンダ N-BOX(現行型)を探す▼検索条件ホンダ N-BOX(現行型)
※本記事は、カーセンサー 2018年2月号(2018年1月20日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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