ボルボ、完全復活宣言! XC60が『日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018』のイヤーカーに輝く!

▲日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018のイヤーカーに輝いたボルボ XC60

▲日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018のイヤーカーに輝いたボルボ XC60

ボルボ XC60が圧勝した日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018

2017年12月11日(月)、東京国際交流館にて『日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018』の最終選考が行われました。

イヤーカーの栄光を手にしたのは、北欧スウェーデンの自動車メーカー ボルボの「XC60」。輸入車が受賞するのは2013‐2014のフォルクスワーゲン ゴルフ以来、2度目。ボルボとしては、初めての受賞となります。

今年はどの車が受賞してもおかしくないと、難しい混戦が予想されていました。が、フタを開けてみれば、XC60が294点を獲得しての圧勝でした! 2位のBMW 5シリーズセダン/ツーリングが獲得した242点に50点以上の差をつけています。

受賞理由としては、

・手ごろなサイズ感

・快適性や機能性と運転の楽しさを高次元でバランスさせた点

・北欧デザインならではの美しい内外装とそのクオリティの高さ

・安全装備の充実ぶり

・プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレイン

という5つが上げられていました。

ボルボ・カー・ジャパン 代表取締役社長の木村隆之さんの「この3年半、ブランドの再構築に励んできました。新生ボルボを多くの人にアピールしたいと思っています。ここに日本市場における完全復活を宣言します!」という、今後のボルボへ益々期待したくなる力強いコメントが印象的でした。

それでは、当日の模様を写真と共にお送りいたします。

▲「10ベスト」がずらり。左からレクサス LC、トヨタ カムリ、BMW 5シリーズ、アルファ・ロメオ ジュリア、ホンダ N BOX、シトロエン C3、マツダ CX-5、フォルクスワーゲン ティグアン、スズキ スイフト、ボルボ XC60

▲「10ベスト」がずらり。左からレクサス LC、トヨタ カムリ、BMW 5シリーズ、アルファ・ロメオ ジュリア、ホンダ N BOX、シトロエン C3、マツダ CX-5、フォルクスワーゲン ティグアン、スズキ スイフト、ボルボ XC60

日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018の最終選考に残った「10ベスト」と呼ばれるこの車たちを60名の選考委員が採点し、今年一番の車が決まります。まずは部門賞の発表から。

▲イノベーション部門は、トヨタ プリウスPHV。受賞理由は、「多くのメーカーによるPHVが1モーターであるのに対してプリウスPHVは2モーターを採用し、それを巧みに制御することであらゆる領域で低燃費を維持する。さらにソーラー充電の本格的な実用化などもイノベーティブであると判断した」という点です

▲イノベーション部門は、トヨタ プリウスPHV。受賞理由は、「多くのメーカーによるPHVが1モーターであるのに対してプリウスPHVは2モーターを採用し、それを巧みに制御することであらゆる領域で低燃費を維持する。さらにソーラー充電の本格的な実用化などもイノベーティブであると判断した」という点です

イノベーション部門賞を獲得したのはトヨタ プリウスPHV。こちら、10ベストにラインナップしていないモデルの受賞となりました。

▲エモーショナル部門はレクサス LC。「見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング。さらにマルチステージハイブリッド車、5L V8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれている点など」というのが受賞理由だそうです

▲エモーショナル部門はレクサス LC。「見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング。さらにマルチステージハイブリッド車、5L V8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれている点など」というのが受賞理由だそうです

続いてエモーショナル部門を獲得したのは「レクサス LC」。「もっと興奮できるレクサスを!」と喜びの受賞コメント。

▲スモールモビリティ部門はホンダ N-BOX/N-BOXカスタム。「プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで軽自動車規格の中で最大級のキャビンを確保、機能的で使い勝手のいいスペースを実現。また、走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある。さらに安全運転支援システムの“ホンダセンシング”を全グレードに標準装備した点も大いに評価した」そうです

▲スモールモビリティ部門はホンダ N-BOX/N-BOXカスタム。「プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで軽自動車規格の中で最大級のキャビンを確保、機能的で使い勝手のいいスペースを実現。また、走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある。さらに安全運転支援システムの“ホンダセンシング”を全グレードに標準装備した点も大いに評価した」そうです

部門賞の最後はスモールモビリティ部門。こちらはホンダ N-BOX/N-BOXカスタムが受賞しました。

「日本にベストなコンパクトファミリーカーを作りたいと思って開発した、その気持ちが伝わってうれしい」と開発の白土さん

また、今年は実行委員会特別賞が設けられ、『トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車の世界累計販売が1000万台突破』と『佐藤 琢磨 インディアナポリス500マイルレースで日本人初の優勝』という2つの偉業が表彰されました。

▲「1000万人のお客様に感謝。プリウスは自動車に“環境性能”という新しい価値を生んだ。これからも業界をリードし、喜んでもらえる車を作っていきたい」とトヨタの内山田会長

▲「1000万人のお客様に感謝。プリウスは自動車に“環境性能”という新しい価値を生んだ。これからも業界をリードし、喜んでもらえる車を作っていきたい」とトヨタの内山田会長

▲巨大なトロフィーと共に登場した佐藤琢磨選手。「夢にも思わなかった壇上に立ててうれしく思います」と喜びのコメント

▲巨大なトロフィーと共に登場した佐藤琢磨選手。「夢にも思わなかった壇上に立ててうれしく思います」と喜びのコメント

それでは最後に、今年の採点結果をお伝えしておきましょう。

▲上位4台が200点オーバーという大混戦でした。こういう年も珍しいです

▲上位4台が200点オーバーという大混戦でした。こういう年も珍しいです

1位 ボルボ XC60 294点

2位 BMW 5シリーズセダン/ツーリング 242点

3位 トヨタ カムリ 232点

4位 スズキ スイフトシリーズ 210点

5位 ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム 189点

6位 レクサス LC 115点

7位 アルファ ロメオ ジュリア 89点

8位 マツダ CX-5 83点

9位 シトロエン C3 35点

10位 フォルクスワーゲン ティグアン 11点

【関連リンク】

日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイトtext&photo/編集部 青木勇介

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