2017年版 大掃除の教科書〜リビング編〜

2017年版 大掃除の教科書〜リビング編〜

ゆっくりくつろいだり、来客をもてなしたり。一日のうちで過ごす時間が長いリビングには知らないうちに汚れがたまっていることが多いです。年末年始を気持ちよく過ごすためにも大掃除で綺麗に仕上げましょう!

リビングを綺麗にしよう!

家具を動かすことができる大掃除の機会にこそ、ぜひ組み込んでほしいのが床と壁と天井の拭き掃除!酸性汚れがほとんどのリビングで使うのは、アルカリ性洗剤。濃度約1%の重曹水を使用します。
© PIXTA

ただし、濃度が濃過ぎると白く残り、二度拭きする手間が発生してしまうので少し薄いぐらいで大丈夫。電化製品も磨き上げて、更にスッキリさせましょう!
 

窓(酸性汚れ・カビ)

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内側には手あか、外側には排気ガスなど、主に酸性の汚れが付着しています。また水気によるカビも発生しやすいです。そんな窓にはアルカリ性洗剤を使用します。重曹水であれば濃度1%で拭き掃除を。水分は手早く拭かないと乾燥で汚れが残りやすくなります。
 

1.重曹水を窓にスプレーする。


濃度1%の重曹水またはガラスクリーナーを、窓にまんべんなくスプレーしましょう。重曹水を使う場合、濃度が濃いと拭き跡が残るので要注意!
 

2.スクイージーで手早く拭い取る。


水分が乾かないうちに、上から下に向かってスクイージーで手早く拭い取ります。窓枠の下にたまった水滴はクロスでしっかり拭き取ること!
 

POINT.外側の汚れには?

排気ガスや泥汚れをメラミンスポンジで落とす。
窓の外側はメラミンスポンジで水拭きしてから重曹水スプレー&スクイージーで仕上げるとキレイに。

 

お掃除パットスキージ付き
メラミンパットと水切りワイパーが一体化。
(ハンディ・クラウン)

 

POINT.結露しやすい窓には?

アルコール水をスプレーしてスクイージーで拭い取る。
結露する窓はカビが生えやすいのです。その予防のため、窓の内側はアルコール水をスプレーしてスクイージーを。

 

床&壁&天井(酸性汚れ・ホコリ)

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リビングの汚れは、皮脂をメインにした酸性の汚れ。キッチンに近いリビングは油汚れも混じり、普段掃除をしても意外と汚れているもの。そんな場所の酸性汚れには、アルカリ性洗剤を使った拭き掃除が有効です!
 

1.全てのクロスを重曹水に浸しておく。


バケツに用意した濃度1%の重曹水に、マイクロファイバークロス(10枚ほど)を全て浸してあらかじめ絞っておきましょう。
 

2.一気に床や壁を拭く。


重曹水につけたマイクロファイバークロスで床を手拭きします。汚れが目立ってきたら、すぐに別のクロスに取り替えられるので作業効率がアップしますよ。しかも、汚れた水にクロスをつけることなく拭き掃除ができるので衛生面でも安心です。
 

POINT.高い場所や天井の掃除は?

フロアモップを駆使する。
手が届かない壁の高い場所や天井は、フローリングワイパーに重曹水を浸したマイクロファイバークロスを装着して掃除をすると便利です。

 

クイックルワイパー(本体)
グルグルやわらかヘッドで床や壁にフィット。
(花王)

 

POINT.電化製品の拭き掃除は?

濃度35%のアルコール水で。
電化製品に付着しているのは酸性汚れとホコリ。それを除去するには、家電を傷めずに即乾くアルコール水(濃度35%が目安)で!

 

気持ち良いリビングで年明けを♪

綺麗に掃除されたリビングで過ごすのは気持ち良いもの。年末に大掃除をしっかり済ませて、良い年を迎えましょう!

2017年版 大掃除の教科書〜リビング編〜
納得!科学の力に着目した大掃除はこちら

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「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。

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