低価格スマートフォンを多く手がける Xiaomi は、同社を代表する「Redmi」シリーズの新作「Redmi 5」と「Redmi 5 Plus」を中国で正式に発表しました。これまでの Redmi と言えば、5 インチ画面とコンパクトで 2 日持ちも余裕の大容量バッテリーを備えるなどかなり実用性の高いスマートフォンでしたが、Redmi 5 で新たにアスペクト比 18:9 の 5.7 インチ(1,440 x 720)または 5.99 インチ(2,160 x 1,080)の縦長ディスプレイを採用しており、画面は大きくなりましたが 18:9 ディスプレイの効果によってとても持ちやすいと言われています。Lei Jun 氏曰く、「Redmi 5 は 5.2 インチスマートフォン並みの持ち易さを実現している」そうです。これで Redmi の難点だった画面の見やすさが大幅に改善しました。
バッテリー容量は前モデルの 4,100mAh よりも少ない 3,300mAh または 4,000mAh に減っていますが、それでも Redmi 5 は 12 日間のスタンバイ、Redmi 5 Plus は 17 日間のスタンバイが可能とされています。Redmi 5 は低価格なスマートフォンだとしてもプレミアムモデルで多いメタルボディを採用しており、Redmi 5 / 5 Plus も過去モデルと同様に、丸みを帯びたとてもエレガントなボディデザインを採用しています。メインプロセッサには Snapdragon 450 または 625 を採用。性能はまずまずといったところです。リアカメラはシングル構成ですが、サブ画素 1.25μm の 1,200 万画素イメージセンサーを採用しており他のエントリーモデルと比べればはるかに良い画質を提供します。Xiaomi は Redmi 5 シリーズの発表で現地のアイドルグループ「SHN48」をプロモーションに起用していますが。その意図とは、優れた自撮り画質を備える Redmi 5 を効果的に PR するためです。Redmi 5 のフロントカメラは 500 万画素といたって普通ですが、フォトライトが付き、さらに 撮影した環境や被写体の状態に合わせて 36 種類のシーンから最適な美顔補正をかける「Smart Beauty 3.0」を導入し、自撮り画質を向上させています。Redmi 5 は 2GB RAM + 16GB ROM(799 元) と 3GBR RAM + 32GB ROM(899 元)の 2 モデル、Redmi 5 Plus は 3GB RAM + 32GB ROM(999 元)と 4GB RAM + 64GB ROM(1,299 元)の 2 モデルが用意されています。
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