Google、Android Things DP6をリリース、Android 8.1にバージョンアップ
Google は 11 月 31 日、Android ベースの IoT プラットフォーム「Android Things」の新しい Developer Preview 6(DP6)のリリースを発表しました。IoT の未来を切り開くポテンシャルを秘めた Android Things は昨年より開発が続いており、ついに 6 回目のプレビュー版アップデートを迎えました。今回のリリースでベースが API レベル 27 の Android 8.1 Developer Preview 2 にアップデートされています。Android 8.1 ベースになったことで DP6 ではパーティションレイアウトが大幅に変わりました、そのため、DP5 から OTA で DP6 へとアップデートすることはできず、それの対処のために Google は DP6 の Android Things Console に新しいツールを導入しました。DP6 にはユーザーインタフェースを提供する「IoT ランチャー」が追加されており、ユーザーがタッチスクリーンまたは USB 接続のモニタを介し IoT デバイスの状態を見たり、設定を変更等するなどのインタラクティブな操作が可能になりました。それと同時に GPIO ピンの命名規則も新しくなっています。DP6 ではまた、Android デバイスなどで Android Things の設定やアップデート作業を制御するための新しいサービスが追加されました。DeviceManager はファクトリーリセット、再起動、ロケール変更などを制御し、ScreenManager は画面を制御します。また、TimeManager は時計やタイムゾーンの設定を制御します。これまでに開発者から寄せられた fastboot のコマンドラインを用いてボードに Android Things のデバイスイメージをフラッシュしたり、セットアプすることが面倒だというフィードバックを受け、DP6 では Android Things Console に、デバイスイメージを簡単にフラッシュしたり、セットアップできるよう新しい対話型の fastboot および adb 実行環境を追加しました。これで Android Things をより簡単に使い始めることができます。他にも、DP6 で OpenGL の GPU アクセラレーションをデフォルト無効となり、開発者が adb shell を用いて Peripheral API にアクセスできる新しい「pio」コマンドラインツールも追加されました。Source : Google
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