もうすでに存在するかも!? 『ドラゴンボール』亀仙人と『天空の城ラピュタ』ドーラになりたかった老人夫婦四コマが話題

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80年代にマンガやアニメを見ていた世代もそろそろ初老。例えば1979年放送開始の『機動戦士ガンダム』を20歳で視聴していた人ならば57歳になっていることになります。オタクの高齢化は着実に進んでいくのではないでしょうか。

そんなことを踏まえて、『悪のボスと猫。』(双葉社)が好評で『魔法少女は笑わない』(月刊まんがタウン)新刊の発売が2018年1月に控えるボマーン先生(@bomarn)が、『そろそろ出てくるこんな老人』と題した四コママンガをツイートして話題になっていました。

「どうせ老いるなら…主人公に謎の力を授ける的なジジイになりたかった!!」という老人。『ドラゴンボール』の亀仙人のポジ。鳥山明先生の『ドラゴンボール』が『週刊少年ジャンプ』で連載開始されたのが1984年なので、あと10年もすれば違和感なさそう……。

対する妻の方も「…私もね、“40秒で支度しな!!”みたいなババアになりたかったですよ」と『天空の城ラピュタ』のドーラのセリフを引いて柔和な笑みで答えます。

この四コマに対しては、「なりたい」という反応が多数あっただけでなく、「もしかしたらもう既にいるかもしれない」「晴海時代のコミケを支えた世代はもう70代になっている」という意見も見られました。

中にはこんなツイートも。

僕はロマンあふれる最先端の機械を取り扱い、若い技術者を叱咤して東京湾に叩き込みたがるテクニカル頑固ジジイでありながら、不意にある新技術の登場から技術的な理解がついて行けなくなって哀愁を感じさせるジジイになりたいです

確かに、例えば『機動警察パトレイバー』のおやっさんこと榊清太郎みたいな人、かっこいいですよね!

また、既に孫がいるというユーザーからはこんなツイートも。

50になりました。8歳の孫がいます。幻海師範をリスペクトしています。

ほかにも、「腐女子老人ホームで推しについて語りたい」「老後の目標ができた」といった反応があった老いたオタク四コマ。ボマーン先生は「反響が大きくてうれしいですね。やっぱり、同じように感じている方々が結構多い世代になったんだなーと思います(笑)」とコメントを寄せてくれました。近い将来、このように昔の作品を語り合いながら縁側でお茶をするような夫婦が増えていくことは間違いないのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/ginko315/status/934939038171127808 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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