浦和レッズ優勝のACL 表彰式を中継しなかったBS日テレに批判殺到
11月25日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝2ndレグに臨んだ浦和レッズが、アル・ヒラル(サウジアラビア)に1-0で勝利。2戦合計2-1として、2007年以来10年ぶりのACL優勝を果たした。
試合終了後、テレビでその死闘を見守ったファン・サポーターから、中継を担当したBS日テレに批判が殺到している。
中継はBSとCSのみ
今大会の日本での放映権を持っていたのは日本テレビ。日本のクラブにとっては2008年のガンバ大阪以来の優勝がかかった注目の一戦となったが、生中継はBS日テレと日テレジータス(CSスポーツチャンネル)のみで、地上波は深夜25時41分からの録画放送と発表されていた。
放送枠が決定して以降、ネット上では「地上波で放送しないのはあり得ない」という声が噴出。2007年当時、浦和レッズの決勝進出を受けて地上波生中継を緊急決定したテレビ朝日の英断を引き合いに、「テレ朝に放映権を譲れ」といった意見も多数見られていた。
表彰式直前に昭和歌謡祭がスタート
とはいえ、BS日テレで生中継されたことで「課金者のみ」がテレビ観戦できるという状況は回避されたのも事実。チケット完売となった歴史的一戦をテレビの前で多くのファン・サポーターが見守った。
そして、浦和レッズがラファエル・シルバ選手の豪快なシュートで先制し、そのまま試合が終了。見事に待望のACLチャンピオンの座を獲得した。……が、事件はその直後に起こった。
スタジアムでは表彰セレモニーの準備が進められる中、BS日テレの中継は突如終了。番組は『歌え!昭和のベストテン 昭和54年SP!晩秋の名曲祭り』へと切り替わってしまったのだ。選手らが優勝トロフィーを掲げるシーンを楽しみにしていた視聴者は、後番組の出演者が『別れても好きな人』を合唱する姿を見ることとなった。番組表通りといわれればその通りなのだが、歓喜の絶頂にいた視聴者は突然の事態に困惑。
・表彰式いかず急に歌謡ショーきた。別れても好きな人って。。
・急に別れても好きな人になったけど、まさか表彰式やらないの?
・嘘だろ表彰式を放送せずに「別れても好きな人」だと?!
・こんな歌番組やらないで浦和の優勝セレモニーを放送しろよ!
・表彰式までが決勝戦だろ
・日テレさんほんと放映権違うとこに譲ってくれよ
・とりあえず日テレは今後ACL放送持たなくていいよね
などと多くの視聴者から不満の声が爆発している。スタジアムに足を運べた幸運な人、そして表彰式を最後まで中継した日テレジータスに加入していた人たちもまた、この一戦の勝者と言えるかもしれない。
🎉🎉🎉 Congratulations to the #ACL2017 champions @REDSOFFICIAL! 🏆 pic.twitter.com/VhQOXSFbTm
— #ACLFinal (@TheAFCCL) 2017年11月25日
※画像は『Twitter』より引用
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