昭和レトロな純喫茶・珈琲王城が「当店のマーガリンに対する見解」を公開

味覚の感じ方は人それぞれだが、マーガリンもバターも、おいしい食材として愛され続けてきている。バターよりもマーガリンのほうが好きという人もいると思われる。

マーガリンという食材について人気喫茶店がコメント

雰囲気が良すぎる昭和レトロな純喫茶として、そして、魅惑的なグルメなフードが食べられることでも知られている「珈琲王城」(東京都台東区上野6-8-15)。その公式Xアカウントが、マーガリンという食材について自論(持論)を語り、注目を集めている。

珈琲王城が「当店のマーガリンに対する見解」を公開

長年、一部からマーガリンに対するネガティブな情報が出続けているが、そんななかで珈琲王城は「当店のマーガリンに対する見解」を公開した。

<珈琲王城公式Xコメント>

【当店のマーガリンに対する見解について】

2003年(今から22年前)にアメリカで、
『トランス脂肪酸が動脈硬化を進行させ狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高める』というデータを基に、食品の栄養成分表示欄にトランス脂肪酸の含有量の表示が義務づけられました。
(詳しくはこちら→https://j-margarine.com/newslist/news8/)

このとき、
特に注意喚起された食品が、マーガリンやショートニングなどの加工油脂だったため、それ以降、マーガリンは身体に悪い食品と認識され続けていますが、最近では加工技術が改良され、2003年当時に比べ、トランス脂肪酸含量がはるかに少ない製品が出回っています。

ちなみに、
ミヨシ油脂株式会社さまが販売されているマーガリンのトランス脂肪酸含有量は、一般的なバターの約半分だそうです。
(詳しくはこちら → https://miyoshi-yushi.co.jp/food/transfattyacid/#:~:text=%E6%B2%B9%E8%84%82%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8A%AA%E5%8A%9B%E3%82%82,%E5%8F%AC%E3%81%97%E3%81%82%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%82%8B%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)

つまり、

・マーガリンを悪と認識する根拠が2003年の報告からなのであれば、その問題は今ではクリアできているのではないか?
・最近のマーガリンは、「塩分」のように多く摂り過ぎなければそこまで深刻な事態にはなりにくい食品という位置づけでいいのではないか?

と当店は考えております。

もちろん、
色々な意見があると思いますので、当店の見解が全て正しいとは思っておりません。
ですが、
どうかこの点をご了承の上、当店の商品をご注文いただけると幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。
https://www.komajo.ac.jp/uni/window/healthy/he_column_20003.html

時が流れることにより、研究が進み、問題があるとされていたものが「実は問題なかった」と判明することは多々ある。もしマーガリンもそうなのであれば、情報更新して物事を判断したいところ。

誤った情報をもとにして「マーガリンはを食べない」という流れは避けたい

マーガリンを避けるにしても、正しい知識を得たうえで避けるならまだしも、古い情報、中途半端な情報、誤った情報をもとにして「マーガリンはを食べない」という流れは避けたい。……が、皆さんはどうお思いだろうか。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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