家をもっときれいにする床掃除術【クッションフロア編】

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家をもっときれいにする床掃除術【クッションフロア編】

クッションフロアはキッチンやトイレ、洗面所などの床に敷かれているため、どうしても汚れがち。クッションフロアの正しい掃除方法や注意すること、場所に合わせた簡単掃除術をご紹介しましょう。

目次

クッションフロアの汚れの原因&基本の掃除方法

【場所別】簡単掃除術

クッションフロアをきれいに保つコツ

クッションフロアの汚れの原因&基本の掃除方法

© PIXTA

クッションフロアとは、クッション性に優れた塩化ビニール素材の床材のこと。木目調のもの、石の模様など柄のバリエーションが豊富で、住宅や店舗などさまざまな場所で使用されています。
水濡れに強くてお手入れが簡単という特徴はあるものの、掃除をしなければ当然汚れはついてしまいます。今回は、クッションフロアの汚れの原因と掃除方法をご紹介します。

 

クッションフロアの汚れの原因

クッションフロアは水濡れに強いという性質から、キッチンやトイレなど水を頻繁に利用する場所によく敷かれています。そのため、カビや黄ばみ、黒ずみ、油汚れなど色んな種類の汚れがつきやすいのです。
それぞれの汚れの主な原因はこちら。

 
【黒ずみ】

黒ずみはキッチンの油はねや、足の裏の皮脂汚れなどといった油汚れや、カビ、劣化したワックス、水濡れの放置、ホコリなど、さまざまな原因が考えられます。

 
【カビ】

黒ずみの原因ともなるカビは、湿度や温度、養分などのせいで発生します。水廻りや窓際など、湿気の多い場所のクッションフロアには要注意。

 
【黄ばみ】

椅子の脚などについている滑り止めのゴム成分がクッションフロアに付着すると、変色して黄ばみとなってしまうことがあります。
その他、塗装剤のオイルステンや防虫剤、防腐剤なども変色の原因に。

 

【油汚れ】
放置すると黒ずみにもなってしまう油汚れ。足の裏の皮脂や、キッチン周りの場合は調理中の油はねも原因です。

 

クッションフロアの掃除で注意すること

メラミンスポンジはNG

クッションフロアはクッション性がある柔らかい素材のため、強くゴシゴシとこすると傷がついてしまう可能性があります。
研磨作用のあるメラミンスポンジは傷になることもあるので、使用しないようにしましょう。

水分が残らないようにする

長時間水分が残ったまま放置すると、しみやカビの原因にもなります。
掃除の際は固く絞ったぞうきんを使用し、水分をしっかり拭き取るようにしましょう。

取れないカビは他に原因がある場合も

カビの場合は、クッションフロアの表面ではなく下地となっている床自体に発生原因があることも考えられます。
どうしても取れない場合は無理をせず、業者に相談してみましょう。

 

基本の掃除方法

クッションフロアの基本的な掃除方法をご紹介します。

【用意するもの】

水で薄めた中性洗剤

雑巾
【手順】

クッションフロアに掃除機をかけ、ホコリやゴミを掃除します。

固く絞った雑巾でクッションフロアを水拭きしましょう。

水拭きで汚れが取れない場合は、水で薄めた中性洗剤を雑巾に含ませて掃除します。

水分や洗剤が残っていると、床の痛みや転倒の原因にもなります。固く絞った雑巾で水拭きをして、水分や中性洗剤が残らないように仕上げましょう。

 

【場所別】クッションフロアの簡単掃除術

場所が変われば汚れも変わります。トイレ、洗面所、キッチンと、場所ごとにありがちなクッションフロアの汚れの取り方をご紹介しましょう。

 

尿などの汚れが気になるトイレ

© PIXTA

トイレは、主に男性の尿はねが床や壁に付着することで、悪臭の原因になります。
臭いの汚れには、クエン酸が効果的ですよ。

【用意するもの】

クエン酸・・・小さじ2

水・・・200ml

スプレーボトル

雑巾
【手順】

クエン酸と水をスプレーボトルに入れ、よく混ぜて溶かします。

掃除機をかけ、ホコリやゴミを掃除します。

クエン酸スプレーをクッションフロアにまんべんなく吹き付けます。

水分やクエン酸が残らないように、固く絞った雑巾で水拭きして掃除完了です。

 

黒ずみなどの汚れが気になる洗面所

© PIXTA

洗面所は湿度が高く、衣服や体から落ちるホコリが水分と混じって、クッションフロアに黒ずみ汚れがつきやすい場所です。
前述した基本の掃除方法で汚れが取れない場合は、次の手順を試してみてください。

【用意するもの】

歯ブラシ

歯磨き粉

雑巾
【手順】

歯ブラシに歯磨き粉を少量つけ、円を描くように黒ずみの上をこすります。

水分や歯磨き粉が残らないように、固く絞った雑巾で水拭きして仕上げましょう。

【それでも取れない場合は重曹スプレーを】

歯磨き粉で黒ずみが取れない場合は、重曹スプレーを使ってみましょう。
スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1を入れ、よく混ぜて重曹を溶かし、重曹スプレーを作ります。
黒ずみにスプレーして歯ブラシや雑巾で磨きましょう。重曹が残らないよう、固く絞った雑巾で水拭きして仕上げます。
重曹は研磨作用がありますので、あまりゴシゴシとクッションフロアを強くこすりすぎないよう気をつけてくださいね。

 

油などの汚れが気になるキッチン

© PIXTA

キッチンは、調理中の油がクッションフロアに飛び散ることで、ベタベタとした汚れになりやすい場所です。
油汚れには、重曹を使って掃除するのがおすすめ。

【用意するもの】

重曹・・・小さじ1

水・・・100ml

スプレーボトル

雑巾
【手順】

スプレーボトルに水と重曹を入れ、よく混ぜて重曹を溶かします。

掃除機をかけ、ホコリやゴミを掃除します。

油汚れが気になる部分に重曹スプレーを吹き付け、雑巾で磨いて掃除しましょう。重曹は研磨作用があるので、あまり強くこすりすぎないようにしてくださいね。

固く絞った雑巾で水拭きをして、水分や洗剤が残らないように仕上げます。

 

クッションフロアをきれいに保つコツ

日常のちょっとした心がけで、クッションフロアをきれいにキープすることができます。

 

マメに掃除をする

掃除機だけの掃除なら週数回、雑巾での拭き掃除は週1回を目安にしましょう。
マメに掃除することで、頑固な汚れがつくのを防止できます。

 

ワックスをかける

クッションフロアの汚れを防ぐには、ワックスでコーティングするのも効果的です。
ワックスにはさまざまな種類がありますので、クッションフロア用ワックスを使いましょう。
はじめてワックスをかける際は、前述した基本の掃除方法で汚れをきれいにした後、乾拭きをして完全に水分を拭き取ってからワックスを使ってください。塗りムラを防ぐことができます。
ワックスをかける頻度は歩行頻度や家族の人数によっても異なりますが、半年に1回程度を目安に。

 

いかがでしたか? クッションフロアの汚れは身近なものを使って簡単に落とすことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。

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