天敵【ゴムパッキンのカビ】を掃除するワザ#お風呂#ピカピカ
お風呂のゴムパッキンのカビ取り術をご紹介。カビが繁殖する3つのポイントと合わせて、毎日の生活の中で手軽にできる、ゴムパッキンのカビを防ぐアイデアもご紹介します。中にはカビを防止する意外なアイテムも?ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
ゴムパッキンにできたカビの取り方
カビ繁殖の3つのポイント
ゴムパッキンのカビを防ぐ4つのアイディア
ゴムパッキンにできたカビの取り方
ゴムパッキンにできたカビは、程度によって重曹、またはクエン酸パックの2つの方法を使い分けて落としましょう。
軽度のカビは重曹で落とす
© PIXTAまだ広がっていない軽度のカビなら、重曹を使った方法で落とすことができます。
【用意するもの】
重曹・・・小さじ1杯
水・・・100ミリリットル(1/2カップ)
スプレーボトル・・・1本
お風呂用洗剤・・・適量
【重曹スプレーの作り方】
重曹と水をスプレーボトルにいれましょう。
フタを締めてよく振り、重曹が水に溶ければ完成です。
【重曹を使ったゴムパッキンの掃除方法】
最初に通常のお風呂用洗剤を使って、ゴムパッキン部分を洗います。
一旦換気してお風呂内を乾燥させたあと、カビ部分に重曹スプレーを吹きかけていきます。
ブラシまたはスポンジを使ってカビをやさしくこすり落とし、水で洗い流します。
重曹やカビを洗い流したら、最後にゴムパッキン部分を水拭きしてお掃除完了です。
掃除後に重曹が白く残ってしまうこともあるので、最後の水拭きは念入りに行うようにしましょう。
ガンコなカビにはクエン酸をパック
ゴムパッキンの奥深くまで入り込んでしまったカビは、クエン酸をパックして除去しましょう。
【用意するもの】
クエン酸・・・大さじ5杯
お湯(42度前後)・・・適量
キッチンペーパー・・・適量
洗面器・・・1個
【クエン酸を使ったゴムパッキンのカビの落とし方】
洗面器一杯にお湯を注ぎ、指定量のクエン酸を混ぜて溶かします。
できたクエン酸液にキッチンペーパーを浸し、カビ部分に貼り付けて数時間おいておきます。
時間が経ったらキッチンペーパーをはがし、最後に水洗いしてお掃除完了です。
ゴムパッキンの奥まで入り込んでしまったカビを取るには根気が必要です。
1回のパックで落ちない場合は、何度か繰り返してみましょう。
【ゴムパッキンをこするのは厳禁】
ゴムパッキンのカビは強くこすって落としたくなるものですが、ゴムパッキンのカビ取りで表面をこするのは実はNG。
こすることによって表面にキズが付き、目に見えない小さな隙間にカビ菌が入り込んで、カビが繁殖してしまうのです。
ゴムパッキンにできたカビを落とす際はキズが付かないよう、力を入れずに拭き取るような感覚で掃除しましょう。
カビ繁殖の3つのポイント
© PIXTAきれいにゴムパッキンのカビを落とすことができても、再びカビが生えてしまっては意味がありません。
予防法を知る前に、カビが生える原因を理解しておきましょう。
お風呂にはカビの栄養源が満載
お風呂には垢や石鹸のカスなど、カビの栄養分になるものがたくさんあります。
これらをお風呂に残したままにすると、カビの繁殖が進んでしまいます。
入浴後のお風呂はカビの好む温度
ふつうカビは5~45度の温度で発育し、特に26度前後はカビにとって適切な温度と言われています。
お風呂のお湯ぐらいでは音を上げず、さらに入浴後のお風呂が冷めていく過程で盛んに繁殖してしまうのです。
換気しないお風呂はカビにとって絶好の繁殖場所
入浴時はもちろんのこと、掃除にも水を使うためお風呂の湿度は高いことがほとんど。
お風呂にカビの栄養となる湿気を残さないためには、その都度しっかりと換気を行うことが重要です。
ゴムパッキンのカビを防ぐ4つのアイディア
ここではお風呂のカビを予防する、4つのアイデアをご紹介します。
どれも手軽な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
柑橘類の皮を入れて入浴する
© PIXTAレモンやグレープフルーツなどの柑橘類には、クエン酸が多く含まれています。
クエン酸には殺菌・抗菌作用があるため、カビの発生を抑えることができます。
柑橘類の皮を入れておくと、クエン酸だけでなく香りもお風呂に充満するので、気持ちよく入浴することができますよ。
入浴後はお湯でカビ菌を殺菌する
© PIXTAお湯をお風呂全体にシャワーし、熱によってカビ菌を死滅させる方法です。
1週間に1回、50度前後のお湯を5秒間かけるだけで、表面付近に入りこんだカビ菌を退治することができます。
熱湯を使うので、この方法を試すときは火傷に十分注意してくださいね。
こまめな換気でお風呂の湿気を取り除く
カビの繁殖には、およそ70%以上の湿度が必要と言われています。
お風呂の湿度を低く保つには、なんといっても換気が大切。
お風呂の換気扇だけでなく窓やドアも開けて通気性を高め、お風呂の湿気を外部へ逃しましょう。
ゴムパッキンにロウを塗る
ゴムパッキンにカビ菌が入り込む前に、あらかじめゴムパッキン部分にろうそくのロウを塗り込んでおく方法もあります。
火は点けずに、ゴムパッキンやタイルの目地などに、ろうそくを押し付けるようにして塗っておきましょう。
ロウは水を弾くため汚れが付きにくくなり、カビ菌の侵入を防いでくれますよ。
いかがでしたか? お風呂自体がカビの生えやすい空間ですが、中でもゴムパッキンはカビが生えやすい場所。
ゴムパッキンの奥深くまでカビが入り込んでしまう前に、早めの対処をおすすめします。
関連記事リンク(外部サイト)
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。