【どんなクルマと、どんな時間を。】トヨタ アクア(現行型)× 初心者サーファー兼キャンプビギナー
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは『どんなクルマと、どんな時間を。』?
▲小さなアクアに大きなサーフボードを積んで、海に出かける千葉さん
ライフスタイルの変化をポジティブに捉えて
朝6時の御宿海岸。数えきれないほどのサーファーが海に出ている。10月に入り、もう半袖では耐えられない肌寒さだが、彼らには関係ないことなのだろう。
今回取材した千葉有紗さんも、「季節に関係なく、1人でできるスポーツ」というところに魅力を感じて、サーフィンをはじめた。浅はかな筆者は「海に入れるのは暑い夏だけ」と思っていたが、そうではないらしい……。
千葉さんがサーフィンをはじめたのは、約1年ほど前。彼女いわく、まだまだ“初心者サーファー”で、思うように波に乗れないそうだ。この日も、悪戦苦闘していた。
▲たくさんのサーファーに交じって、果敢にトライしていた千葉さん
今年26歳になる千葉さんだが、学生時代はバスケットボール部に所属し、小・中・高・大学と、青春を部活動に費やしてきた。バスケットボールがとにかく好きで、その気持ちは今も変わらない。しかし、試合をするためには最低10人が必要なバスケットボール。時間の制約が増える社会人にとって、気軽に取り組めるとは言い難いスポーツだ。
「体を動かしたいけど、自分1人ではバスケはできない……じゃあ、1人でもできるスポーツをやってみよう!」前述したが、千葉さんがサーフィンをはじめたのはこんな理由からだった。
▲スノーボードも候補だったが、冬にしかできないということで、寒さを我慢すれば年中取り組めるサーフィンを選んだそうだ
もう一つ、千葉さんがここ最近はじめたことがある。それが、キャンプだ。
この日のメインイベントも、実はキャンプ。バスケ仲間の女子4人でテントを張り、前の日から1泊していた。千葉さんは、みんなよりちょっと早起きして、1人で海に出てきたのだ。朝から忙しないスケジュールで、想像しただけで疲れそうだが、千葉さんにとっては「いつものオフ」。休みの日は、だいたいこんな調子だそうだ。
そして、彼女のこんなアクティブさを支えているのが愛車のアクア。正確には家族みんなの車だが、週末はほぼ千葉さんが使っている。
▲サーフィン後、テントに戻ってきた千葉さん。アクアに立てかけて、道具を干す
▲仲間が朝食の準備をして待っていた。みんなでワイワイ、入れたてのコーヒーを飲む、最高の時間
▲この4人で、よく野外フェスやキャンプに行くそうで、道具はそれぞれ持ち寄り。高価なものはカンパして買い揃えたりもする
ライフスタイルの変化は、人によってはストレスになることもある。しかし、千葉さんはその変化すらも楽しみに変え、自分らしさを見いだしている。
「できない」ことを憂うのではなく「他のことができる」ことを楽しもう。コンパクトなアクアに積まれたたくさんの荷物を見て、そんな“千葉さんらしいマイペースなポジティブさ”を感じた。
▲ぎっしり積まれた“趣味道具”一式。本人も「こんなに入るんだ(笑)」と驚いたそうだ
~どんなクルマと?~
■トヨタ アクア(現行型)
トヨタが量産型ハイブリッドカーの開発17年間の技術と知恵を結集。「2020年のコンパクトカー」をコンセプトに、より多くのユーザーにハイブリッドを提供すべく開発されたスモールハイブリッド。パワートレインは、先代プリウスの1.5LエンジンとTHS IIシステムによるハイブリッドだが、小型・軽量化と高性能化の両立が図られている。
▲スタイリッシュでありながら広い室内空間を備えている
~どんな時間を?~
■「全力で遊ぶ時間」
▲愛車との時間は…… この車を探してみる連載「どんなクルマと、どんな時間を。」過去の記事はこちら
text/編集部 井上恵利
photo/早川佳郎
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