BitSummitで話題をさらって3年 ついに幻のインディーゲーム『Million Onion Hotel』がiOS版からリリース
PS『moon』やPS2『チュウリップ』を手がけた木村祥朗氏率いるOnion Gamesが10月16日、『Million Onion Hotel』のiOS版をリリースしました。
2014年に開催された『BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-』でお披露目され、その年初めて設立された『BitSummitアワード』で“メディア・ハイライト賞”“ビットキング人気賞”の2部門を受賞、会場の話題をさらった注目作品。
開発者が主役となる舞台へ インディーゲームの祭典『BitSummit 2014』レポート
https://getnews.jp/archives/554986[リンク]
フランス出身のアン・フェレロ監督が日本のインディーゲームシーンをテーマに撮影したドキュメンタリー映画『Branching Paths』は、米国で開催されたインディーゲームイベント『Independent Games Festival』に刺激を受けた木村氏が、インディー開発会社としてOnion Gamesを立ち上げたことが制作のきっかけに。本編ではOnion Gamesが『BitSummit』で『Million Onion Hotel』『勇者ヤマダくん』と2年連続で新作を発表、インディーゲームシーンをけん引していく精力的な活動が紹介されています。
日本のインディーゲームシーンをテーマにしたドキュメンタリー映画『Branching Paths』 29日のデジタル配信に先駆け上映会を開催
https://getnews.jp/archives/1497402[リンク]
このように、成長していく日本のインディーゲームシーンを代表する作品のひとつとして、その完成が待たれていた同作。「幻のゲーム」という声もありましたが、奇しくも『moon』の発売から20周年という日付でiOS版がリリースされました。『App Store』で480円で販売を開始。Android版は「対応中」とのこと。
プレスリリースに記載されたジャンルは「アクションパズル&ポエム」というように、ゲーム内容はモグラたたきのように畑のタマネギをタップして消していき、消す条件に応じてアイテムやボーナスステージ、ボスが出現。ストーリーが進行していく、というもの。
ドット絵で表現されたグラフィック、数多くのクセのあるキャラクター、ジャジーなサウンドが、ゲームの奇妙な世界観を彩り豊かに表現しています。
Million Onion Hotel Trailer(YouTube)
https://youtu.be/LXiruJ93N0E
配信当日の10月16日23時59分までにメールマガジン『のぞきみクラブ』に登録すると、PCとスマホ用の壁紙、スマホ用目覚まし(着信)音『歌の宇宙アラーム』、『紳士淑女ドット絵図鑑』のデジタルデータの詰め合わせ『Million Onion Hotel 発売記念福袋スペシャルセット』のダウンロードが可能。メールマガジンの登録サイトは、公式サイトからリンクされています。
公式サイトでは、インディーゲーム開発者らからのメッセージを掲載。10月16日には、『Tengami』で知られるクリエーターの東江亮氏によるゲームプレイの感想動画が公開されています。
『Million Onion Hotel』公式サイト
http://oniongames.jp/milliononionhotel/jp/
【Million Onion Hotel】概要】
タイトル:Million Onion Hotel
ジャンル:アクションパズル&ポエム
開発:Onion Games
著作権表記:(C) 2017 Onion Games, K.K.
PV: https://www.youtube.com/watch?v=LXiruJ93N0E
公式サイト: http://oniongames.jp/milliononionhotel/jp/
対応OS:iOS Android(対応中)
価格:480円-
発売日:2017年10月16日-
Store URL:https://itunes.apple.com/jp/app/million-onion-hotel/id1225091207-
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。