66年の歴史に幕。老舗アウトドア専門店「ニッピン秋葉原本店」が10月末閉店へ
秋葉原のパーツ通りにある「ニッピン秋葉原本店」。登山用品やスキー・スノーボードを取り扱う専門店であり、1951年創業という秋葉原のなかでも歴史を持つ老舗だ。アニメ・ゲームなどのサブカルチャーの街となった現在では珍しい存在であり、多くの常連から支持されている。
そんな「ニッピン秋葉原本店」が、2017年10月30日(月)をもって閉店する。ビルの耐震強度が基準を満たさなったため、拠点を神田店に移すという。
進む秋葉原の再開発
「ニッピン秋葉原本店」の閉店は10月12日(木)、公式ブログやTwitterなどで告知された。ブログでは「長い間、ニッピン秋葉原本店をご利用いただきありがとうございます。この度、ビルが耐震強度の基準を満たさなくなったため、本店を閉店し拠点を神田へ移すことになりました。」とコメントしている。
10月15日からは閉店セールを実施し、サンプル品・展示品・B級品など多数販売するという。さらに28日、29日、30日の最後の3日間は凄いアイテムが大放出されるようだ。
以前より、ニッピン秋葉原本店や2016年に閉店した隣のとんかつ冨貴は取り壊しになり、ホテルが建つという噂があった。今回の閉店もまさにその通りとなっているため、周辺の開発は確実に進むだろう。とんかつ冨貴、ヒロセテクニカル、ベンガルなど、現在、秋葉原では老舗の閉店が相次いでいる。もともと入れ替えが早い街だが、老舗がなくなるのは寂しいものだ。
店舗概要
ニッピン秋葉原本店
■住所:東京都千代田区外神田3-11-11
■営業:11:00~19:00
■定休:火曜日
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(執筆者: sasuke_in) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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