「無農薬栽培の野菜なら農薬代を安く出来るのでは」という理論に呆れの声続々! 「『鉄腕DASH』を見てもらいたい」というツイートも 

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スーパーやコンビニに並ぶ野菜。最近では地産地消や無農薬栽培をうたうものも増えてきていますが、それでも虫食いなどのないキレイな状態であることがほとんど。そこには手間がかかっていることが明らかなのですが、ある『Twitter』ユーザーが別業種の人から「農薬代がかかっていない分安くできますよね?」という言葉をかけられたというエピソードをツイートして話題となっていました。

「無農薬栽培の野菜って農薬使ってないんですよね?」
「はい」
「では農薬代は節約になってると?」
「うん?」
「なら農薬代かかってない分は価格を安く出来ますよね?」
「はい?」

無農薬栽培野菜を作る上で病害虫防除の手間と技術それに廃棄コストは表には見えないのである(´・ω・`)

このツイートに対しては「人件費はタダじゃない」「収量が減るという考えはないのか」「そもそも農作物の価格がコストと見合っていない」といった声が続出。中にはTOKIOが実際に野菜を育てている日本テレビ系列の「『鉄腕DASH』を見てもらいたい」という人も見られました。

さらに、ほかのユーザーからは次のような指摘も。

現状の農薬は一般の方々が危険だと思ってますがそんなデタラメがまかり通ってる世間です。
安く効果的な農薬のおかげで安価な野菜が生産されてることを知らない人は多いんでしょうね。

このほかにも、さらに別のユーザーからは次のような例えもありました。

「東京から大阪まで、飛行機も新幹線も使わずに徒歩で行けば、交通費がかからない!」って考える人かな?σ(^_^;)

「自分に都合よく理屈を転がす事しか考えてない」「見えないものにはお金がかからないと思っている人はたくさんいる」「サービスはタダで当然症候群」と、農業に限らない問題と捉える人も多かった今回の無農薬野菜のコストのエピソード。良い品質を求めるのであれば、相応のコストがかかるという意識を持つことが大切なのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/aizu_sniper_yae/status/904773725613993985 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: https://note.com/parsleymood

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