【月2,500円以上お得】今すぐできるガス代の節約術とは?

【月2,500円以上お得】今すぐできるガス代の節約術とは?

毎月ガス代の請求がくるたびにため息が出る・・・そんな方にガス代節約方法をご紹介します! プロパンガスと都市ガスはどっちがお得なの? といった疑問や使い方を見直すだけで、今すぐにできる節約術をご紹介していきます!

プロパンガスと都市ガスの違いは?

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ガスには「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類があります。
どちらのタイプのガスが多いかは戸建てや集合住宅、地域によって傾向があります。
まずは2つのガスの違いをご紹介します。

 

プロパンガス

集合住宅に多いプロパンガスは省スペースでも設置ができ、災害時にも復旧が早いのでもしもの時には安心です。
また、熱量が多いので、中華料理などの火力が必要な飲食店ではプロパンバスが多く使われています。
多くの場所で利用されているプロパンガスですが、ガス代は比較的高い印象です。
プロパンガス料金はなぜ高くなってしまうのでしょうか。

 

【プロパンガスが高くなってしまう理由】

ガスボンベ交換作業に人件費がかかる

公共料金ではなく自由料金

設備の維持管理費用がかかる

ガス代は一律だと思っている利用者が多く、競争原理が働きにくい

各プロパンガス会社が独自で値段設定をしているにもかかわらず、そのことを知らない利用者が多いので、価格競争が進みにくいことも要因の一つです。
プロパンバスのご家庭は他のガス会社と料金比較をしてみてもよいかもしれません。

 

都市ガス

都市ガスは地下を通る配管からガスが供給されるので、インフラの整っている都市部で使われることが多いです。
ガス管の引き込み工事が必要なので初期費用がかかり、地震災害に見舞われると復旧まで時間がかかってしまいます。
また、プロパンガスと違い、都市ガスは発熱量が地域によって違うため、引っ越しなどでガス会社が変わるとガス器具の買い替えも必要になってしまうこともあるでしょう。
ガス代はプロパンガスよりも比較的に安く、公共料金のため急な値上がりなどはありません。

 

どっちがお得?

自由料金型のプロパンガスはもちろん、都市ガスも地域によって料金は変動します。
一例として、東京でのガス代を比較してみましょう。

※ガス料金の計算方法:本記事筆者宅の2017年2月検針の料金で比較。プロパンガス平均は相場価格。

【熱量から料金比較】

プロパンガスは都市ガスよりも2.23倍も熱量が高いので、同じ熱量に対する料金を正確に比較するためには、都市ガスに2.23を掛けます。

・都市ガス:7,301円
・プロパンガス:10,950円

熱量で比較した場合でも東京では都市ガスの方がお得に感じられるでしょう。

※地域や季節によって変動があります

 

参照 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

 

今日から実践!ガス代節約術

家庭でガスを使う場所と言えば主にキッチンとお風呂です。今すぐにでも簡単に始められるガス代の節約方法を紹介していきますね。

 

お風呂でできる節約術

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ガス代が一番多くかかるのはお風呂です。給湯器でお湯を沸かす量が多いほどガス代がかかります。特に冬場は冷たい水からお湯を作るため、ガス代が高くなってしまいます。ガス代節約のために、まずはお風呂のお湯の温度を下げない方法を試してみましょう。

お湯を張っている時は必ずふたをする

浴槽に溜めたお湯の温度をキープするため、フタをこまめに閉めることが大切です。
体や髪を洗っている短い時間であっても冬場はすぐにお湯が冷めてしまうので、湯船から出たらフタをする習慣をつけましょう。
また、入浴中でも体が出ている部分以外にはフタをしておくようにするとさらにお湯が冷めにくくなります。

 

追い炊きの回数を減らす

200リットルの水を1℃温めるごとに約3円のガス代がかかります。
季節や追い炊きする湯量にもよりますが、4人家族がそれぞれ入浴前に追い炊きして3℃温めなおすとすると、追い炊きだけで一か月あたり810円のガス代が追加されてしまいます。

【計算例】
・3℃×3円×3人=27円

※1人目はお湯はり後の入浴のため追い炊きなし

・27円×30日=810円(1か月分の追い炊き追加金額)

お湯が冷めないうちに家族全員の入浴をすませたり、お湯が冷めてしまったらポットややかんのお湯を足し湯に使うように心がけてみましょう。

 

シャワーを出す時間を短くする

シャンプーや洗顔中に、ついつい出しっぱなしにしてしまうシャワーも少し止めるだけでガス代の節約と水道代の節約にも繋がります。
1分間のシャワーにかかるガス代は約3.5円ですが、20分使うとお風呂1回分のガス代になってしまいます。
家族4人が1分ずつシャワーを短くするだけで、1か月で400円以上の節約になりますよ。

 
お湯の設定温度を下げる
季節によってお湯の設定温度を変えてみましょう。
設定温度を2℃下げてお湯はりをした場合、1か月で240円のガス代を節約できます。
夏は少しぬるめのお湯でサッとお風呂に入ると、お風呂を出た後の汗も抑えられて一石二鳥です。自動お湯はり機能がないお風呂だと、蛇口から熱めのお湯を出し、水で調節する方も多いですが、なるべく適温を沸かすようしましょう。

 

キッチンでできる節約術

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調理や洗い物など台所で使うガス代は全体の2割を占めています。
熱効率をうまく使った工夫で賢く楽にガス代を節約していきましょう。

ふたや落しぶたを上手に使う

煮物を作るときは落し蓋をうまく使いましょう。
対流を一定に保てるので、効率的に火を通すことが出来ますし、味の染み方も均等になるので美味しく出来上がります。
調理時間も通常の半分で済むので、節約にも効果的です。
落し蓋がない場合はアルミホイルやクッキングシートを落し蓋の形に切って代用するとよいでしょう。

 

中火が1番お得

中火とは「鍋やフライパンの底に炎の先が当たるくらい」の火加減です。
鍋底からはみ出すほどの強火は中火に比べて1.8倍もガス代が高くなります(1時間使用した場合を比較)。
反対に弱火だと火が通るまでに時間もガス代も多くかかってしまって非効率です。
調理の時は中火を意識して使うようにしましょう。

 

なべ底の水滴は必ず拭き取る

濡れたままの鍋やフライパンをそのまま火にかけていませんか?
水滴を乾かすためにもガス代が使われてしまうので、水滴はふき取ってから調理をはじめましょう。
節約効果は2%と少ないですが、直接火を当てて水滴を乾かすと焦げや傷みの元にもなるので、調理器具を長持ちさせることにもつながります。

 

電子レンジを上手に活用する

残り物などの温めなおしや野菜の下茹では電子レンジを使うことで時短や、ガス代の節約にもつながります。
また、電子レンジを使った野菜の下茹では栄養成分やうまみが失われにくいので、美味しく栄養豊富な料理に仕上がりますよ。

 

洗い物で給湯器を使わない

洗い物をするときに、お湯の設定温度を40℃から30℃に下げてみましょう。
給湯器で10℃温めるのに1分あたり約2円かかるので、1日に20分洗い物にお湯を使うとすると1か月で1,200円の節約になります。
油がついた食器をキレイに洗うためにはある程度の温度が必要ですが、夏場やちょっとした洗い物のときには上手く活用したい方法です。

 

支払方法変更や契約変更で節約

日常の節約できる方法をすべてやりつくした方も、支払い方法や契約変更を行うことでガス代の節約が期待できるでしょう。
一度変更すると継続した節約効果にもなりますので、契約内容は適度に確認、見直しすることが大切です。

 

支払いにはクレジットカードを

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ガス代をコンビニ振込み、銀行引き落としで支払っている方は、可能であればクレジットカードでの支払いに変更しましょう。
カードのポイントがたまるので実質的な節約につながります。
毎月のガス代はカードの明細記録に残るので、請求書発行手数料も節約することができます。

 

ガスの自由化を活用

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電力の自由化に続いて2017年4月から都市ガスの自由化が始まりました。
すでにある都市ガスの配管を通じて、供給する業者が選べるようになり、価格競争やサービスの向上が期待されます。
すでに業務ガスでの実績がある東京電力や関西電力はもちろん、今後は電力会社以外の参入も見込まれています。
家庭で使っている電気や通信サービスとのセットプランを選ぶことで光熱費全体の節約ができるものもあるので、無料見積もりをしてみてはいかがでしょうか。

 

いかがでしたか? 毎日使っているガス代は生活の中でちょっと意識することで簡単に節約につながります。家族みんなで今日から始めてみてくださいね。

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