海難事故を防ぐ防水トランシーバー「SeaTalkie」
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海や川、湖で多発する死亡事故。なぜこういうことが起こるかというと、「救助要請ができない」という点に尽きる。もしサーフィンボードとともに沖へ流されたら、ビーチのライフセーバーにそれを伝える手段がない。
だからこそ、以下に紹介するような製品が注目されている。
・500m先の仲間にSOS発信
![](https://getnews.jp/extimage.php?337e35bc06e96cb0ec7cf453dbcb14e9/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F08%2Ftech170802sea2-300x225.jpg)
これは小型トランシーバーである。UHF440-480Mhzの周波数を使い、いざという時の通信を確保する。
電波が届く距離は、両者が同じ海上にいる場合は500~800m。一方が遮蔽物のない山頂にいる場合は最大5kmまでとなっている。
ボタンひとつで作動するシンプルさ故、それ以外の機能はじつはない。だが、最大の売りはタフさである。ボディーを開いて中身の電子系統を海中に沈めても、まるでビクともしない。水深3mでは3時間耐えられるという。
連続通話時間は最大90分、待機状態では1日半すなわち36時間電力が持続する。
・万が一に備える
![](https://getnews.jp/extimage.php?689704d3ea764b593c94ce4eb5ad84c4/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F08%2Ftech170802sea1-300x225.jpg)
値段はKickstarterで420香港ドル(約6000円)から。出資者への配送は今年10月。残念ながら今年の北半球のサマーシーズンには間に合わないが、こうした機器は今後一層注目されるに違いない。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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