『ハクソー・リッジ』壮絶な戦場の地・沖縄県浦添市 “デズモンド・ドス・ポイント”がGoogleマップに
第2次世界大戦の沖縄戦で75人の命を救った米軍衛生兵デズモンド・ドスの実話を映画化した『ハクソー・リッジ』が現在公開中。「誰も観たことのない戦争映画」「壮絶な描写と迫真の演技が凄すぎる」「圧倒的な傑作」と映画を観た人からは絶賛の声が相次いでいます。
この『ハクソー・リッジ』、沖縄戦を舞台にしており、浦添市・前田高地=ハクソー・リッジでの壮絶な戦いが描かれているのですが、映画公開後、浦添市に問合せが殺到しているそう。市の職員の皆さんは「Googleマップを参照してください」と問い合わせに応えているそうですが、その理由は、Googleマップに「デズモンド・ドス・ポイント」が設定されているからなのです!
「デズモンド・ドス」とは映画の主人公で実在した米兵の名前。実際にGoogleマップで検索してみると、このとおり。筆者のまわりでも映画を観た後に「実際にハクソー・リッジに行ってみたい」という声が多いです。これから訪れる予定の方はマップを参考にしてみてくださいね。
Desmond Doss Point
https://www.google.co.jp/maps/place/Desmond+Doss+Point/@26.2466826,127.7302959,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x34e56c7b62be398f:0x2e62e378d53665c9!8m2!3d26.2466826!4d127.7324846 [リンク]
また、映画『ハクソー・リッジ』は公開12日目で興行収入3億円を突破。特筆すべきは舞台となった沖縄県の劇場2館の全国シェアが爆発的に都心部を上回っていることで、全国シェアの1位は東京の「TOHOシネマズ新宿」、2位がメイン館の「TOHOシネマズ スカラ座」、次いで「沖縄シネマQ」が3位に。沖縄での関心の高さが伺えます。
現地メディアでも多くの取材記事やコラムを読むことが出来るので、映画を観る前でも観た後でも読んで知識を深めてみてはいかがでしょうか。リンクは本記事の最後にまとめておきます。
『ハクソー・リッジ』ストーリー
銃も手榴弾もナイフさえも、何ひとつ武器を持たずに第2次世界大戦の激戦地〈ハクソー・リッジ〉を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男がいた。彼の名は、デズモンド・ドス。重傷を負って倒れている敵の兵士に手当てを施したことさえある。終戦後、良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が授与された。なぜ、彼は武器を持つことを拒んだのか?なんのために、命を救い続けたのか? いったいどうやって、奇跡を成し遂げたのか? 歴戦の兵士さえひと目見て言葉を失ったという〈ハクソー・リッジ〉の真に迫る戦闘シーンが、“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男の葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく─実話から生まれた衝撃の物語。
(C)Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016
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