モリッシーの伝記映画『England is Mine(原題)』を旧知の友人が批判「彼のアーティストとしての才能に失礼」

モリッシーの伝記映画『England is Mine(原題)』を旧知の友人が批判「彼のアーティストとしての才能に失礼」

 2017年7月3日、ザ・スミスの元メンバー、モリッシーの生涯を描いた非公認伝記映画『England is Mine(原題)』が【エディンバラ国際映画祭】で初上映されたが、彼を昔から知る友人から早速批判されている。

 モリッシーの親しい幼なじみで、ハッピー・マンデーズのベズ的な役割で初期のザ・スミスにも参加していたジェームズ・メイカーが、映画の内容に意義を唱える長文をFacebookに投稿した。その中で彼は、「これは伝記映画ではなく、歴史物語だ」と、描かれている内容が事実とかけ離れていると主張し、「はっきり言ってこれはモリッシーじゃない」と断言している。

 メイカーは、「予告編を見た限りでは、モリッシーは自閉症で内気な性格で、髪はカーリーな天パで、親切な友人に実際に背中を押されなければシンガーにはなっていなかったように描かれている。もっとひどいことに、彼はグリーンのダッフルコートを着せられ、今では誰もが知っているモリッシー的なウィットを一言も発することがない」と指摘、「モリッシーがシンガーになれるなら誰でもなれるという前提は不誠実で、彼のアーティストとしての才能に失礼だ」と憤っている。

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