【元ＮＯ．１ホステス香織社長の恋愛ＣＬＵＢ】「食べログ」を気にしすぎる彼女に困ってます・・・

2017/07/03 19:00 Nicheee!（ニッチー！）

銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」の元ＮＯ．１ホステスで、現在、株式会社ＴｒｕｅＨｅａｒｔの代表取締役として活躍する甲賀香織さんが、恋愛に関するいろいろな質問に答える「元ＮＯ．１ホステス香織社長の恋愛ＣＬＵＢ」。

≪今回のお悩み≫こんにちは。僕には、付き合って２年になる同じ年の彼女がいるのですが、デートの時にレストランに入ろうとすると、「食べログ」をチェックして、評価が悪かったり、マイナスなコメントがあったりすると、美味しそうなお店でも入るのをやめてしまいます。
僕は、そんなの他人の評価だし、ネットの情報がすべてではないと思うし、仮に不味かったり対応が悪かったりしたとしても、後でネタにもなるし、良いと思うのですが、どうしても嫌がります。
彼女を説得するには、どうすれば良いでしょうか？（２５歳／男性／会社員）

≪香織社長の答え≫女は人の評価を気にする生き物である、ということを批判したいんでしょう！？あなた！！
確かに、そういう部分はあり、人の評価を基準に物事を決めたり、自信を持ったりなくしたり左右されることも多いです。
ただ、そういう時の女性は「こうしたい！」という明確な意思は示さないことが多いので、今回のように、「評価の低いお店には行きたくない！」と断言している時点で、彼女に関しては評価を気にしすぎている云々の問題ではない、ということです。
悪いのは、食べログの評価でなく、彼女のあなたに対する評価です！
どういうことかというと、その行動で一番言いたい気持ちは、「あなたのエスコート力に不満がある」ということだと思うのです。
場当たり的に見つけた適当なお店に入ろうとしている、仮にまずかったりサービスが低くたって良いじゃないか、それはつまり、自分は適当に扱われている、ということとほぼ同義と捉えます。
だって、ずっと片思いをしていた憧れの女性を口説き落とせそうな時にはあなたはとっておきのお店を選び、とっておきのサービスの力を借りて、彼女に良い気分になってもらうことで何とかしようと考えるでしょう？
違いますか？
だとしたらその差はなんでしょう？女性は特にそこに敏感に気がつき、悲しい思いをするのです。
だからこそ、せめて評価の高いお店に行くことで彼女はなんとか自分自身を納得させようとしているのか、それとも、「私が評価の低いお店は嫌いって言っているんだから、その考えを尊重してよ。」という意思表示かをしていると思うのです。
私の夫は、結婚して数年経ってからの夫婦のデートでも、特に記念日などには私をエスコートするために事前にお店に下見に行き、迷わずに連れて行けるか、良い席はどこか、など知らないところで準備をしてくれているそうです。
そんなことをある日ぽろっと教えてくれた時があります。
下見や下調べを入念にしているから、そのお店のオススメメニューや、素敵なところを自然とプレゼンできるので、他人の評価を見るには至らないのです。
しかし、下見だなんて、私としても想像を超えていたのでびっくりしましたが、後から考えてもそこまでしてくれることは本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
あなたにここまでは求めませんが、せめてデート前日、または当日であってもお店選びは彼女の意向を最優先にしてあげてはいかがでしょうか？
そして、あなたのエスコートに満足してさえくれれば、仮に悪い評価があったとしても、何となく「悪い口コミがあっても大丈夫かもしれない。」と思ってくれます。そういうことが何度か続けば彼女も次第に評価を気にしなくなってくるかもしれません。
彼女を説得するだなんていう傲慢な考えを捨て、あなた自身が女性を素敵にエスコートできるイイ男になることに注力してはいかがでしょうか？

≪甲賀香織プロフィール≫ 甲賀２
１９８０年生まれ。株式会社ＴｒｕｅＨｅａｒｔの代表取締役。青山学院大学卒業。コンサルティング会社を経て、銀座でナンバー１ホステスとなる。現在は、水商売のためのメールアプリ『ＬＥＧＥＮＤ』の企画・販売、「お水大学」の運営、銀座や六本木の店舗への人材紹介などを行う。