注目度上昇中!「桃色革命」児玉せりか生誕祭ライブレポート

2017年6月26日(月)渋谷Gladにて、アイドルグループ「桃色革命」初期メンバー児玉せりかの生誕祭が行われた。

桃色革命と言えば、「民族大移動アイドル」としてソロアイドル界のトップを走り続けて来た「小桃音まい」が昨年夏にソロアイドル活動を電撃引退し、夢である中野サンプラザでの単独公演を達成するべく結成したグループである。「キュートで小さな革命児」というキャッチフレーズの通り、メンバーの平均身長はなんと154.1cm!更に、デビュー後約10ヵ月という短い期間の中で北海道や福岡など全国各地から新メンバーを集めていることや、台湾でも度々ライブ活動を行っていることでも話題の、勢いとフレッシュさのあるグループである。

そんな注目度上昇中の”桃レボ”!今回のライブは初期メンバーである「児玉せりか」の生誕祭ということで、ファンもメンバーも十二分に気合いが入っている様子。6月に加入したばかりの新メンバーにも期待しながら、会場へ赴く。

本イベントは対バン形式(単独公演ではなく複数のグループが共演する形式)で行われ、対バン相手には7月から本格始動する「アフィリア・サーガ」改め「純情のアフィリア」、更に主役の児玉と同じ北海道出身・北海道を代表するアイドル「WHY@DOLL」が出演するということで会場の渋谷Gladはパンパン状態!

桃レボのSEが流れ始めると、「せりがぢゃああああああん!!」と背中に大きく書かれた児玉せりか生誕Tシャツを着た桃レボファンが一斉に前のグループのファンと場所を交代し、児玉生誕祭への期待が高まる。

児玉や小桃音を含む6名のメンバーがまずはステージへ登場し、1曲目は2ndシングルのカップリング『キメるぜ!マッチョでムーチョ!』を披露。メンバー達の振りを真似して共に踊るとマッチョになれるという楽曲で、一斉に会場中が踊り出す。民族大移動アイドルとしてその名をあげていた、ソロアイドル時代の小桃音のライブスタイルを彷彿とさせる楽曲である。

続けて小桃音のソロ時代の楽曲『Winkも届かない』、桃レボオリジナル曲『My dream is…』を披露すると、5名の桃レボメンバーが追加登場。総勢11名の桃レボメンバーが、横一列にずらっと並ぶ姿はまさに圧巻!順番に、個性豊かなメンバー達11名の自己紹介が行われた。

自己紹介が終わると、今回の主役の児玉せりかのソロタイム。カバー曲を披露し、日頃のファンへの感謝を歌声に乗せて届けた。
児玉の歌声の力強さを感じながら、以前児玉が「桃色革命」としてソロでライブに出演していたことを思い出した。ソロのライブだった訳ではなく、当時4名構成だった桃レボの他3名のメンバーが病気やケガで急遽出演することが出来なくなり、児玉が1人で「桃色革命」を背負ってライブに出演したのだ。普段グループとして活動しているアイドルが突然ソロとして出演することには、きっとすごく勇気が必要だったと思うが、逃げずに真向から挑んだ児玉のライブへ対する姿勢やアイドルへの想いの強さが、歌声からよく伝わってくるように感じた。

歌い終えると、「サイリウムめっちゃ大好きなんです、ありがとうございます。運が良いことに誕生日は毎年アイドルをしているのですが、今年は1番良い生誕祭になりました。あ!もちろん全部良かったです!怒らないで(笑)21歳は1回しかないから、1番だったってことですよ!」と児玉らしい天然っぷりを発揮し、会場のファン達を笑わせた。

その後バースデーソングが流れ他のメンバーがケーキを持って登場、児玉へのサプライズとしてファンから花束や、児玉の写真のみで作られたジグソーパズルがプレゼントされた。

「平日なのに来てくれてありがとうございました。21歳は自分を成長させたいです。いつもは子供っぽいって言われるけど、芯の部分を成長させていきたいので、これからも宜しくお願いします!」と涙をこらえながら、児玉はファンへ感謝を伝えた。

サプライズが終わるとライブは終盤戦へ突入。すると小桃音まいからTBSのニュース番組の取材クルーが入っているということが伝えられ、「アイドルとファンの皆さんの絆が、テレビを観ている人へ届くようにしましょう!」という言葉を皮切りに会場のボルテージは更に上昇!最新シングル曲『Give me Bunny Love』などライブ定番曲を続けて4曲披露し、生誕祭は幕を下ろした。

個性豊かなメンバーが揃う「桃色革命」。8月には「恵比寿LIQUIDROOM」で単独公演が決まり、その勢いは加速する一方!今後の展開にも目が離せない。

(写真撮影:井上麗美)

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(執筆者: 吉田海音) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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