発売30周年どうしの異色コラボ!『ポテトチップス 岩下の新生姜味』はあの食べ物の表面の味がする…

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未だジャガイモ不足で揺れるポテチ業界に『ポテトチップス 岩下の新生姜味』が新登場! 「わさビーフ」でおなじみの山芳製菓とあの大ヒットごはんの供がコラボレーションしたポテチだが、生姜風味っておいしいの!? 実際に食べて確かめてみた。

あの「岩下の新生姜」がポテトチップスになった!

山芳製菓が製造・販売する『ポテトチップス 岩下の新生姜味』(48g・希望小売価格 税抜130円・2017年5月23日発売)は、その名前もパッケージも岩下食品株式会社の30年前から愛され続ける生姜の酢漬商品「岩下の新生姜」とのコラボレーション商品だとすぐにわかる。この商品が生まれたのは「わさビーフ(R)」「岩下の新生姜」ともに1987年発売で30周年を迎えることがきっかけだ。ちなみに、相互コラボレーション商品として「岩下の新生姜 わさビーフ味」も発売中というから驚き。

「岩下の新生姜」といえば、商品よりもCMソングが先に浮かんでしまう人もいると思うが、ごはんの供であり酒のあてであり、東日本の家庭では食卓にものすごく馴染んでいる生姜の酢漬けである。近年は、本社のある栃木に新生姜ミュージアムを設立したり、独特の形のペンライトを発売したり、秋葉原に常設ショップをつくったりと商品以外に注目が集まることが多い。しかし実は、「岩下の新生姜」は台湾でしか採れない「本島姜(ペンタオ ジャン)」という貴重な生姜を使用していたり、収穫したその日のうちに低塩で漬け込み、冷蔵管理することでみずみずしく柔らかい食感を保っていたり、並々ならぬこだわりを持ってつくられている。

 

しかも生姜は、人が本来持っている血流改善や発汗作用による新陳代謝アップを促すなど、ダイエットや冷え性におすすめの食材なのだ。美容と健康を意識するなら、これを食べずしてなんとする? しかし今回は、岩下の新生姜を加えた生姜パウダーを使用したポテトチップスへの転身ということで、美容と健康はいったん忘れ、ただただおいしくいただきたい。

 

『ポテトチップス 岩下の新生姜味』は30周年の革命児となるか、それとも…

ポテトチップス業界といえば、昨年の天災の影響で北海道産のジャガイモが大ピンチに。一部ポテチブランドは生産中止を余儀なくされるなど、現在も完全復活とはいえない状況だ。ポテチファンとしては、北海道産であろうとなかろうとこんな時期にまずいポテチを作ったりしたら許さんぞ、と思うのだが、果たして『ポテトチップス 岩下の新生姜味』はおいしいのだろうか? これは実際に食べて確かめなくてはならない。

「あ、これ知ってる!」と思うニオイと味の正体は

これまでに生姜の酢漬けとポテトチップスを同時に食べたことはもちろんなく、『ポテトチップス 岩下の新生姜味』は記者にとって未知の味。まずは袋を開けて、においをクンクン・・・。あれ? 何だろうこのにおい、知っている!

生姜の酢漬け、というと酢のにおいをイメージしてしまうが、香りは完全に紅ショウガのにおいだ。そして、ポテトチップスのイモと油の香りも加わって、「たこ焼き」の生地と同じにおいがする!

関西以外の方はたこ焼きを自宅でつくる文化がなくイメージしにくいかもしれないが、『ポテトチップス 岩下の新生姜味』はたこ焼きのソースをかける前のプレーンな状態のにおいがするのだ。

食べてみると、ますますたこ焼きを思い出す。たこ焼きやお好み焼きなどの粉もんを、そのまま食べている味だった。ただし、噛めば噛むほど生姜の香りが広がり、酸っぱさが押し寄せてくるのでこれは岩下の新生姜に間違いない。1枚1枚の満足度が高く、予想以上のおいしさでどんどん食べてしまう。

3時のおやつというよりは、とてつもなく酒のあて感がある。ビールとの相性がいいので、これから暑くなったら晩酌や家呑みのおつまみにおすすめ。

『ポテトチップス 岩下の新生姜味』は全国のローソンや岩下食品オンラインショップ、岩下の新生姜ミュージアムで発売中。やや少なめの1袋48gで、税抜130円。岩下の新生姜をイメージさせるピンクのパッケージとロゴが目印。

 

岩下食品 岩下の新生姜80g×15パック
岩下食品 岩下の新生姜80g×15パック


山芳製菓 ポテトチップス わさビーフ 55g×12袋
山芳製菓 ポテトチップス わさビーフ 55g×12袋

 

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