『カール』の販売終了にまずビックリ 世界的バルーンアーティストが作った『カールおじさん』を見て2度ビックリ
5月25日、『カール』の販売元である明治から耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。「長期的な販売規模の低迷による収益性の悪化」を理由に、「『カールカレーあじ』『大人の贅沢カール』『小つぶカール』の販売終了」及び「『カールチーズあじ』『カールうすあじ』の全国販売終了(関西地域以西では販売継続)」が発表されたのです。
「カール」シリーズの販売地域変更などに関するお知らせ [リンク]
カール好きだったんだけどなぁ・・( ´・ᴗ・` ) #カールおじさん #バルーンアート pic.twitter.com/x6XOr0IeEZ— Masayoshi Matsumoto (@isopresso) 2017年5月25日
子供時代から慣れ親しんだお菓子だけにショックを受けた人も多かったと思います。『カール』の販売中止という残念なニュースに対するリアクションを調べて始めたら、いきなり『Twitter』で「カール好きだったんだけどなぁ・・( ´・ᴗ・` )」というコメントと共に投稿された風船で作られたカールおじさんを発見。アカウントの主はバルーンアーティストの松本壮由さん。カールおじさん以外の作品もクォリティが高すぎることに驚きました。さらによくよく調べてみると、イギリスのBBC、アメリカのABCやNBCなどの大手メディアでも紹介されたことのあるバルーンアーティストでもあったということで驚き倍増。早速ご本人を直撃取材することにしました。
筆者同様カールとの別れが悲しくてカールおじさんを作ったのかと思いきや、「話題になっていたので何となく作りました」と意外にもクールなお返事。プロのバルーンアーティストだと勝手に思い込んでいたのですが、「完全な趣味です。普段は化学メーカーの研究員をやっています」と、サラリーマンが本業の方でした。バルーンアートを始めたきっかけは「大学1年生の時にジャグリングサークルに所属したことがきっかけです。活動の一環として始めました」とのこと。1つの作品を完成させるのに「大体2~6時間程度」かかるそうです。やはりこれだけのクオリティなので、手間暇かかるものなんですね。
カールおじさん以外の作品では『スプラトゥーン』の“インクリング”などの作品もありますが、「子供のころから動植物、昆虫が好きだから」という理由で動植物や昆虫の作品がメインです。「キャラクターはあまり思い入れがないので、たまに練習で作る程度」だそうです。
展示会や個展などで作品を発表していてもおかしくない完成度の作品ばかり。子供達が大喜びしそうなバルーンアートですが、「作品が数日で萎んでしまうこともあり、なかなかリアルな活動ができていない状態です。前はデザインフェスタ等に出展していたのですが、本業の関係でまとまった時間が取れないということもあり、ここ半年は全く行っていません」とは、なんとも残念な気がしてなりません。それでもつい先日(5月27日)、『ぶらり途中下車の旅』に出演されたり、「NHKeテレ、フジテレビ、テレビ東京、テレビ朝日、TokyoMXから取材を受けたことがあります」ということなので、テレビなどを通じて松本さんの作品を目にする機会はありそうです。
松本さんの作品がもっと見たいということであれば以下のページにて閲覧することが可能です。
Masayoshi Matsumoto(Twitter)
https://twitter.com/isopresso[リンク]
isopresso_balloon(Instagram)
https://www.instagram.com/isopresso_balloon/[リンク]
isopresso(作品置き場)
http://isopresso.tumblr.com/[リンク]
※画像:松本壮由氏提供
※ソース:
https://www.meiji.co.jp/notice/2017/detail/pdf/20170525.pdf
http://www.today.com/video/artist-creates-amazing-balloon-animals-495100483973
http://www.ntv.co.jp/burari/contents/detail_2683466.html
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-32975956
http://abcnews.go.com/Lifestyle/photos/japanese-balloon-artist-masayoshi-matsumotos-latest-creations-31562994
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。