『ストリートファイター』と『鉄拳』の夢のコラボ!! せんとすが語る『ストリートファイターX 鉄拳』の魅力
『ストリートファイターX 鉄拳』(2012年3月8日発売、PlayStation 3 / Xbox 360 / PlayStation Vitaソフト)、現在の格闘ゲーム界の二大タイトルである『ストリートファイター』と『鉄拳』が遂に夢の競演です。数々の個性的なキャラクターの中から二人を選択して戦うタッグ戦ですので、ザンギエフとキングのプロレスチームやいぶきとレイブンの忍者チームなんかを作ることもできますし、リュウVS一八、キャミィVSニーナ、ルーファスVSボブなんてこれまで考えられなかったマッチメイクも実現できます。殺意の波動VSデビル因子、シャドルーVS三島財閥なんて構図も非常に興味深いですね。
格闘ゲームビギナーも安心のシステム!
今作から格闘ゲームデビューしたいという方へのフォローも抜かりありません。
その1:チュートリアル
ダン先生の指導の元、通常技から交代の仕方まで丁寧に学べるチュートリアルモードです。こういうのはありそうでなかなかありませんでしたよね。先ずはジックリとこのモードをプレイして、格闘ゲームのセオリーやストクロ独自のシステムを学んでいきましょう。
その2:クイックコンボ
運転免許を持っていないのにマニュアル車を運転しろと言われてもどうしてよいかわからないように、格闘ゲーム初心者の方がいきなり連続技と言われても、なかなか無茶な話です。しかしこのクイックコンボを使えば、決められたボタンを押すだけで簡単に連続技を出せます。スペシャルゲージを消費してしまいますのでリスクもありますが、誰でも手軽に高威力の連続技ができるのはよいですね。
自分だけのオリジナルキャラクターメイキングができる!
使用キャラクターに個性付けをする事で見た目も中身も自分好みにできます。
その1:キャラクターカスタマイズ
キャラクターの各パーツの色をそれぞれ好きなものに変更が可能です。パーツ毎に色を変えるのもよし、好きな色で統一するもよし。プレイヤーの好みで可愛い感じにすることも不気味な感じにすることもできます。衣装を変更できるコラボコスチュームも随時配信予定です。
※2012年3月現在
その2:ジェムシステム
同じキャラクターでもセットする“ジェム”によって攻撃力を上げる、防御力を上げる、スピードを上げるなどの個性を出すことができます。例えばリュウの同キャラ戦になっても一方が攻撃力を上げていればパワフルなリュウ、一方が防御力を上げていればタフなリュウと、完全に同じ性能の対戦にはなりません。使用キャラクターの長所を伸ばすか、短所を補うかはプレイヤー次第ですね。また、“アシストジェム”を使えば必殺技のコマンドが簡略化されたり、オートガード、オート投げ抜けなどのビギナーにはうれしいサポート機能が付きます。
みんなでワイワイ楽しめる2対2の醍醐味!
パートナーと一緒にプレイすれば楽しさも倍増です。
その1:2on2 ペアプレイバトル
通常は一人のプレイヤーが2キャラクターを選択して対戦しますが、友人知人と使用キャラクターを分けて対戦する事もできます。二人でアドバイスをし合いながら対戦すれば一人の時よりも戦略的に戦えますし、凄く盛り上がります。個人的にはペアプレイを強くオススメしたいですね。
その2:ブリーフィング
このモードではオンラインで友人知人を呼んでトレーニングモードをすることができます。これにより、チームワークを強化したり、交代連続技のタイミングを覚える練習などをパートナーとコミュニケーションを取りながら行えます。独りでは敵わない相手にもパートナーと二人で練習してチームワークを磨いてから挑戦すれば、結果は違ってくるかもしれませんよ。
その3:ジャンブルバトル
ガチンコ対戦も面白いですが、肩肘張らない対戦もしたいですよね。“ジャンブルバトル”は画面内に4キャラを同時に出して2対2のチーム戦ができるモードです。これは絵面もお祭りゲームとしても、とても面白いです。実力差があるプレイヤー同士の対戦はどうしても一方的な展開になりがちですが、何しろ連続技を入れている間に別のプレイヤーに邪魔されてしまったりしますから、一概に上手い人=勝てる人とならないんです。実力や経験や使用キャラクターの性能という垣根のない対戦ができるのは素晴らしいですね。
パ、パンドラ!?
体力が25%以下になると発動できる“パンドラ”。この状態になると発動したキャラクターは使用不能となりますが、その代わりにパートナーの能力を飛躍的に向上する事ができます。しかし一定時間経過すると無条件で敗北となってしまいますので闇雲に発動するのではなく、使いどころを見極める必要があります。上手くいけば残り時間数秒での逆転劇も可能となってきます。
ストクロって結局どうなの?
満を持して発売された久々の大型格闘ゲームですよね。これを楽しまない手はないですよ。対戦画面がガヤガヤしていますので大味な印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ジェム発動、ゲージ配分、残り時間などに気を配りつつ、読み合いや技の挿し合いをしながら効率良く交代をして対戦を組み立てていかないといけませんので、実はかなり深い対戦ができるゲームだったりします。
まだ問題点も多く、荒削りな部分も多分にありますが、今はアップデートによる修正や改善もできます。調整次第ではありますが、対戦ツールとしての可能性は非常に高いとみています。各キャラクターのストーリーやストリートファイターと鉄拳の絡みも興味深いですし、格闘ゲーム好きだったらプレイして損はないのではないでしょうか。個人的には独特な操作感やタッグシステムに未だに慣れておらず、連日連敗の山を築いていますが、とても楽しくプレイしています。調整を待ちつつ、引き続き楽しくやっていきたいですね。以上、せんとすでした。
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※本稿はせんとすさんにご寄稿いただきました。
華麗に優雅に大胆に実況せんとす
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