古舘伊知郎『報道ステーション』で「圧力がかかり番組を切られても本望」発言

テレビ司会者であり、また過去にはプロレスの実況者という別の顔を持つ古舘伊知郎(ふるたち いちろう)氏。久米宏氏の後を継ぎ番組名を『報道ステーション(テレビ朝日)』を名を変えて放送しているテレビ朝日の報道番組で、驚きの発言をした。番組内で圧力がかかっても原発を追求していくと発言したのだ。発言内容は次のとおり。

“12月28日の原発の検証の番組をお送りしました、津波で原発が壊れたのではなくそれ以前の地震によって一部第一原発のどこかが損壊していたのではないかというその追求をしました。
今回このスペシャル番組で、その追及をすることはできませんでした。
原子力村という村が存在します。
都会はこことは違って、まばゆいばかりの光にあふれています。
そしてもう一つ考える事は、地域で主な産業では中々暮らすのは難しいという時にその地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。
その根本を徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを強く感じます。
そうしないと今生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。
私は日々の報道ステーションの中でそれを追求していきます。
もし圧力がかかって番組を切られてもそれはそれで本望です。
また明日の夜の9時54分に皆様にお会いしたいです。”

というもので、圧力に屈しないで今後も『報道ステーション』では追求していくとしている。古舘氏自身は圧力が原因で切られても本望だと言い残し、明日の放送で会いたいと最後に占めた。逆にこの発言により切れなくなり、古舘氏の先手必勝となったのだろうか。仮に辞めさせられたとしても、切られた理由などの追及がマスコミから求められるはずだ。この発言を聞く限り“国民が知らない何か”がまだまだあるようだ。今後は“原子力村”も相当話題になりそうだ。

「TVは綺麗事を言うな」  古舘 伊知郎 報ステop

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. 古舘伊知郎『報道ステーション』で「圧力がかかり番組を切られても本望」発言
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング