『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ドラックスに聞く! 「アイアンマンと共演したら皮肉を全部そのまま受け取りたい(笑)」
『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が現在大ヒット上映中。映画を観た人からは「思い切り笑えて思い切り泣ける!」と絶賛の声多数の超絶クール&ハッピーな作品となっています。
本作の魅力といえば個性的すぎるキャラクターたち! 天然すぎる野獣「ドラックス」は本作でもナイスなバトル(&おとぼけ)を繰り広げてくれています。今回は、ドラックスを演じるデビッド・バウティスタにインタビュー。色々とお話しを伺ってきました。
立つだけでめちゃくちゃカッコイイ、バウティスタ。そのボディを維持するために「2時間おきにタンパク質を摂る必要がある」とのことで、ステーキ(赤身・ソース無し)を食べながらのインタビューとなりました。「食べながらでごめんなさい」とことわる紳士なバウティスタさんですが、いえいえ、いいもの見させてもらいました!
―前作は世界中で愛される作品となりました。周囲の反響はどんなものだったでしょうか?
デビッド・バウティスタ:役者という仕事の面で大きな変化があったと思います。私は以前プロレスラーでしたが、これまではオーディションでも「元レスラー」という点でしか自分を見てもらえなかったのですが、ドラックス以降は変わりました。プロレスラーとしては何度も日本に来ていますが、役者として来日するのも今回が初めてなんですよ。
―本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にてドラックスはどの様な活躍を見せていますか?
デビッド・バウティスタ:まだ観ていない方のために言えないことも多いんだけど……。ドラックスは今回、作品全体をとおしてコメディ担当というか、かなり笑わせてくれるシーンが多いよ。
―確かに、ドラックスの天然が前作に増して素晴らしかったと思います。
デビッド・バウティスタ:それでいて、ドラックスの根本には妻と娘を殺されたという凄まじい喪失であり、復讐心が渦巻いている。それこそがドラックスの存在理由であり、どんなに楽しいシーンであっても笑顔であっても、悲しみと怒りを持っている。それこそがドラックスがドラックスである理由だと思って演じています。
―アクション・シーンはかなり大変だったのではないでしょうか?
デビッド・バウティスタ:今回はワイヤーアクションが中心でとても楽しかったです。覚えないといけない動きはたくさんありましたが、実は身体能力が高いので(笑)大丈夫でしたよ。
―本作では新キャラクターマンティスとのシーンも話題となっています。
デビッド・バウティスタ:マンティスは素晴らしいキャラクターだね! マンティスはストーリーもっと知りたくなる役割を持っているし、皆も絶対気に入ってくれるはずだよ。マンティスを演じたポム・クレメンティーフは、マンティスをドラックスと同じような、ちょっと変だけど愛すべきキャラクターにしてくれました。
―キャラクターといえば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』への出演も決定していますが、ドラックスとして共演してみたいマーベルキャラクターは?
デビッド・バウティスタ:アイアンマンかな。トニー・スターク(アイアンマン)はあらゆる場面でオシャレな“皮肉”を言うと思うんですけど、ドラックスはその皮肉をそのままに受け取って会話がすごくこじれそうで面白いよね(笑)。そんなシーンに期待しているよ。
―バウティスタさん個人的に好きなマーベルキャラクターはいるのですか?
デビッド・バウティスタ:実は……僕はDCコミックのバットマンの大ファンなんです。(周りを見ながら)ごめんなさい(笑)。子供の頃からDCコミックをよく読んでいて、大人になったらしばらく読むのをやめていたけれど、こうしてマーベル作品に携われることになってアメコミを読んだけれどすごく楽しめた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は特によほどのアメコミファンじゃないと原作を知らない作品だったわけだけれども、映画になってこんなに多くの人に愛されている。だから今「アメコミ作品ってなんとなく合わなそう」という人がいても、映画を観ればその世界観を必ず楽しめると信じているよ。
―今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
まさにドラックス! デビッド・バウティスタの「ハハハハ!」を動画でチェック▼
https://www.youtube.com/watch?v=ybXchJpdz1s
(C)Marvel Studios 2017
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