アイドル物販派の祭典が爆誕「武道館アイドル博2017」が独特すぎておもしろい

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2017年5月6日、武道館に、1000名200組のアイドルが集合、物販メインのイベントを開催した。

ガジェット通信アイドル取材班はその模様を取材したが、このイベント、初めての試みが各所に見られる(そして手作り感のあふれる)なかなか面白い内容だった。

アイドル物販派の祭典が爆誕「武道館アイドル博2017」が独特すぎておもしろい

会場の取材動画

見た目で面白いのが、武道館の客席部分が全部空席ということ。アリーナ部分で物販がおこなわれ、通常お客さんが座る1階席2階席には座れないようになっているのだ。写真の背景を見るとその様子がわかる。

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アイドル側もさまざまな工夫をしていた。人気のあるグループには列ができていたが、あまり人だかりができていないグループも、自分たちを知ってもらうチャンスとばかり、ビラを配ったり、声を出してお客さんに呼びかけたり、大きな旗を振ったり、1円握手会を実施したり、中にはグッズを配っているグループもいた。
白ホリと照明を持ち込んで、ファンに撮影してもらったり、その日だけの特別なグッズを用意したり、特典を用意したりなど、アイドルごとに工夫がこらされていた。

第一部では「CY8ER」が、武道館を半周する列を作り、ひときわ目立っていた。3Mの防護服とマスクをつけ、ファンに背中から抱きつくという企画をおこなっていたようだ。

メインステージも独特で、ステージの高さが非常に低いつくりになっていた。トークイベントが実施されており人垣ができていた。

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正確に数えたわけではないが、ブース内は押すな押すなの状態で、第一部の時点で既に1000名ほどお客さんが入っていた模様である。
現在、第二部の途中だが、第一部よりファンの数は増えてきているようである。一部から二部の来場者数を合わせると3000名といったところであろうか。17時から第三部に入るが最終的な来場者数は5000名に迫るのではないだろうか。

まさに物販派の祭典―アイドルイベントの進化と分化

このイベントは物販を中心としたイベントで、アイドルによる歌やダンスなどはない。純粋に物販だけのイベントで、物販だけのためにアイドルが1000名以上集まるという規模は、おそらく初めてである。アイドルの歌や楽曲に惚れ込む「楽曲派」という言葉があるがこの日まさに、「物販派」が大集結したと言ったら言い過ぎだろうか。

物販しかないアイドルイベントという新しい形態がこれだけの規模で実施できるんだということが、本日まさに武道館で証明されたのではないだろうか。

(ガジェット通信アイドル取材班)
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