NECカシオ『MEDIAS』春モデル発表会 Androidスマートフォン『MEDIAS ES N-05D』とタブレット『MEDIAS TAB N-06D』をお披露目
NECカシオモバイルコミュニケーションズは、『MEDIAS』春モデルの製品発表会を開催。ドコモから3月1日に発売予定のAndroidスマートフォン『MEDIAS ES N-05D』と、先日ドコモとmmbiがマルチメディア放送『NOTTV(ノッティーヴィー)』対応端末として発表した、4月発売予定のAndroidタブレット『MEDIAS TAB N-06D』をお披露目しました。
両モデルは、『MEDIAS』の第2世代に位置づけされる製品。『MEDIAS ES N-05D』は、初代『MEDIAS』の『MEDIAS N-04C』、防水機能を追加した『MEDIAS WP N-06C』に続く薄型でスタイリッシュなスマートフォン、『MEDIAS TAB N-06D』は『MEDIAS』シリーズで初となるタブレットです。
『MEDIAS ES N-05D』は、厚さ6.7mm、重量109gと薄型・軽量なのが特徴。『MEDIAS』が7.7mm、『MEDIAS WP』が7.9mmだったのに対して、デュアルコアCPU搭載で基本性能を向上しながら、より薄くなりました。ディスプレー面には『Corning Gorilla Glass』、側面にはアルミフレーム、本体にはステンレスと樹脂のハイブリッドフレームを採用して強度を持たせています。側面から背面にかけてはラウンド形状になる“レイヤードスタイル”を採用。持ちやすさを向上しています。
Android OSのバージョンは2.3.6、CPUは1.5GHzの『MSM8260』のデュアルコア、内蔵メモリー容量は4GB、バッテリー容量は1400mAh。防水、防じん、ワンセグ、『おサイフケータイ』、赤外線に対応します。
ディスプレーには4.3インチ、1280×720ドットのHD液晶を搭載。810万画素のカメラには、暗い場所での撮影に強い裏面照射型CMOS『Exmor R for mobile』を採用しました。カメラ起動時間と撮影間隔が0.7秒の『瞬撮カメラ』機能も搭載しています。
タッチ&トライコーナーで実機を触ってみましたが、やはり薄さと軽さが印象的。大容量バッテリー搭載の『MEDIAS PP』、女性向けの『MEDIAS CH』『MEDIAS BR』、LTE対応の『MEDIAS LTE』とラインアップを拡充する一方、初代『MEDIAS』の“薄い”というイメージはぼやけてきていましたが、「薄いMEDIAS」のイメージを再度確立することに成功しています。ちなみに『MEDIAS ES』の「ES」は「エクストラ・スリム」の略。画面をタッチするとバイブで反応する『タッチフィードバック』も印象的なので、店頭で見かけたら試してみてください。
White、Black、Pinkの3色をラインアップしていることから、男女を問わず人気を集めそうです。
『MEDIAS ES N-05D』主な仕様
本体サイズ:約W67×H130×D6.7mm
重量:約109g
連続待ち受け時間(3G/GSM):約320時間/約220時間
連続通話時間(3G/GSM):約320分/約330分
ディスプレー:約4.3インチ 1280×720ドットHD TFT液晶 1677万色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:CMOS 有効画素数約810万/記録画素数約800万
CPU:MSM8260/1.5GHz デュアルコア
Android OS:2.3
Wi-Fiテザリング:5台まで対応
Bluetooth:4.0
ワンセグ:対応
赤外線通信:対応
おサイフケータイ:対応
防水:対応
防じん:対応
カラー:White、Black、Pink
7インチタブレット『MEDIAS TAB N-06D』については、2月16日のドコモによる発表でお伝えしているので詳細は省きますが、ここでは発表のハイライトをご紹介。同製品は「すべてを持って、でかけよう」をコンセプトに、防水、ワンセグ、『おサイフケータイ』、赤外線とスマートフォン同様の機能を搭載する“全部入り”のタブレット。LTEサービス『Xi』に対応し、Wi-Fiテザリングも利用できます。
プレゼンテーションの最後には着信音が鳴り、「もしもし?」とタブレットで電話に出るパフォーマンスも飛び出し、「実は通話もできる」とアピールしていました。ガジェット通信も『IS01』の製品レビューで、無理やり耳に当てて通話していたことを思い出します。懐かしいなあ……。
『MEDIAS TAB N-06D』主な仕様
本体サイズ:約W200×H120×D9.9mm
重量:約350g
連続待ち受け時間(3G/GSM/LTE):約470時間/約450時間/約470時間
連続通話時間(3G/GSM):約470分/約590分
ディスプレー:約7.0インチ 1280×800ドットWXGA TFT液晶 1677万色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:CMOS 有効画素数約200万/記録画素数約190万
インカメラ:CMOS 有効画素数約200万/記録画素数約190万
CPU:APQ8060/1.2GHz デュアルコア
Android OS:2.3
Wi-Fiテザリング:5台まで対応
Bluetooth:4.0
ワンセグ:対応
赤外線通信:対応
おサイフケータイ:対応
防水:対応
カラー:Silver
参考記事:
ドコモがV-Highマルチメディア放送“モバキャス”で提供される『NOTTV』視聴に対応するスマートフォンとタブレットを発表
https://getnews.jp/archives/168997
ちゃんと電話だった!auの新スマートフォン『IS01』製品レビュー
https://getnews.jp/archives/57688
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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