【問題視】人気スイーツ店が他店レシピをパクってスイーツ販売か / 富士山カヌレの販売停止

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東京都台東区のスイーツ店「クレールドゥリュンヌ」(Patisserie Clair de lune)が、他店と同名のスイーツを販売していたことが判明し、物議をかもしている。単に同名なだけでなく、使用している食材も類似しているというのだ。

・はフランスのボルドー女子修道院が発祥
そのスイーツは「富士山カヌレ」というもの。そもそもカヌレはフランスのボルドー女子修道院で作られたのが由来で、バター、砂糖、ラム酒などをふんだんに使用した焼き菓子である。現在はさまざまなレシピが存在し、オリジナリティあふれるカヌレが存在している。

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・同名かつ同食材のスイーツを販売
富士山カヌレは、東京都港区のレストラン「ティルプス」(TIRPSE)が独自レシピで編み出したもの。それと同名かつ同食材のスイーツを販売したクレールドゥリュンヌは、以下のような謝罪文を公式Facebookで公開している。

・クレールドゥリュンヌの謝罪文
「お客様各位 本日は、お詫びをさせていただきたく存じます。この度、当店が販売しておりました『富士山カヌレ』でございますが、とある都内のレストラン様で販売されておりました商品名と同一であること、また、使用されております食材に関しましても類似品であることから、レストラン様、そこに従事するスタッフの方、お客様に対し、多大なご迷惑とご不快の念を抱かせてしまうこととなりました。その為、当店では以後、該当商品の販売を無期限で延期する運びと致しました。皆様に大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。また、今後ともお引立て頂けますようよろしくお願い致します。関係者各位、誠に手前勝手ではございますが上記を持ってお詫びとさせていただきたく存じます。中心より深くお詫び申し上げます。と共に、このようなことが二度と起きぬよう努めてまいります」

・パクリでなければ謝罪する必要はないが!?
謝罪文から文意を読み取るに、他店と似ていることは認めているものの「パクった」という意味を持つ言葉がいっさい書かれておらず、クレールドゥリュンヌからパクリであることを認めない意図が感じられる。

しかしパクリでなければ謝罪する必要はなく、「このようなことが二度と起きぬよう努めてまいります」とも書いていることから、ティルプスの富士山カヌレとの関連性があるようにも感じられる。

また、富士山カヌレの関係者らしき人物が「パクリ ダメ ゼッタイ」と書かれた紙を持った写真がインターネット上に掲載され、それも注目されている。

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・シェフが帰宅してよくわからない
今回の件に関してクレールドゥリュンヌに取材をしたところ「シェフが帰宅してわからない」との返答を受けた。また、謝罪文にもあるように今後は富士山カヌレを販売しないという。

ちなみにティルプスの富士山カヌレは、事前に公式FAcebookページで予約をし、レストランの営業時間前に受け取る流れになっている。よって、普通に店に行っても買えない極上の激レアなプレミアムスイーツである。

・その味が素晴らしいのは事実
クレールドゥリュンヌはオリジナリティあふれる絶品なスイーツが人気の店だ。騒動は起こしたが、その味が素晴らしいのは事実。今後もオリジナル精神を貫き、美味しいスイーツで多くの人々を幸せにして欲しいと願いたい。

もっと詳しく読む: 人気スイーツ店が他店のレシピをパクリ販売か / 富士山カヌレの販売停止(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/04/02/cannele-de-bordeaux-fujisan/

参照: クレールドゥリュンヌ公式Facebook

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