あざといLat式初音ミクを等身大にしてみた凄い人が現れる! 「さらに改良してニコニコ超会議に持っていく!」

あざといLat式ミクさん

初音ミクと言えばもはや日本だけでなく世界中で愛される天使になってしまったのだが、そんな初音ミクを最も愛しているのはやはり日本人だと言うことがわかる動画が『ニコニコ動画』に投稿された。初音ミクにはいくつものバリエーションがあり、その中でも最も“あざとい(良い意味で)”と言われているのがLat式初音ミク。

そんなLat式初音ミクを等身大にしてみたというから驚き。しかも素材は紙。A0用紙(841×1189ミリ)を4枚使用して製作されたLat式初音ミク。クリスマスも正月も返上して作られたという愛情たっぷりの造形。紙で作られたとは思えない造形にコメントでも「神業」「すげええええ」と賛美で溢れている。ポーズの関係上、約150cmほどになってしまっているが、実際は158センチの初音ミクを実現したとのこと。紙とは言ってもペラペラ1枚ではないので実際にスカートの下からのぞくことも可能(パンツが見えるかは不明)。Lat式ミクで忘れてはいけないのが、アクセサリのメガネだ。

裏面にはMP3プレーヤーとスピーカーが付いており、実際に歌わせることも可能。これ実際に展示させたら人気が出るのではないだろうか。

更に凄いことに持ち運び用の箱まで製作していること。もろい紙なので、一度バラして運べるように各パーツ部位ごとに収納場所を作り1つの箱に収まるようにしてあるのだ。少し怖い絵でもあるが、もしも持ち運ぶことがある際は非常に重宝しそうだ。

こちらたった一人でを製作したKanju氏からコメントをもらうことができた。作った経緯について訪ねたところ……「シャドーボックスと言う少しマイナーな手芸をTCG(トレーディングカードゲーム)というミニサイズで作っていましたが、印刷できて強度の確保さえできれば、どんな大きさでも作れることに気が付き、技術的挑戦として、知名度があるため見た目のインパクトがあるLat式ミクを題材にして、 等身大 で作ってみようと思ったのがきっかけです。もちろん、Lat式ミクが大好きだというのもありますが」と、Lat式ミクが好きだから製作したとのことだ。シャドーボックスとは何枚もの絵を重ねて立体的に表現する手芸のことで同氏は過去に何作も作ってきたのだという。どうりで造形が美しいわけだ。

そして完成した感想を聞いたところ「完成したときはさすがに感無量……と言いたいところなのですが、作品を作っているうちに見慣れてしまって、細かい問題ばかりが見えてしまうので、思ったほど感動はありません。ですので、ここでたまったノウハウを生かして、さらに改良された等身大モデルの2弾、3弾を作ってみたいと考えています。4/28、29の『ニコニコ超会議』の『ニコつく』で展示に応募して持っていこうと考えています。その他機会があれば展示しようと考えてますので、ぜひ実物を見て下さい!」

4月に開催される『ニコニコ超会議』に応募して展示したいそうだ。そのための持ち運び用箱? 実物を見られる機会があれば是非見てみたい等身大Lat式ミクである。またコメントにあるように2弾、3弾も予定されているとか。これは楽しみ。

そんな等身大Lad式ミクを見たい人は下記の動画から観て欲しい。等身大は置き場がないという人はフィギュアで我慢。こういうのを会社の玄関に飾ってお客さんを迎えてみたい。ガジェ通オフィスの玄関って寂しいんだよね。欲しいなあ……。

【ニコつく】等身大Lat式ミクを紙で立体化してみた【超会議】(ニコニコ動画)

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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