開発者に朗報! SCE『PSP』向けゲーム開発支援ツールを値下げ
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、『プレイステーション・ポータブル(PSP)』向けのゲーム開発に必要なディベロップメントツール『DTP-T2000/DTP-T2000 A』を現行価格より大幅に引き下げ。北米では1500ドル、日本では15万円(すべて税別)で販売する。幅広い開発者が『PSP』向けソフトウェアの開発に参加しやすい環境を整えることによって、『PSP』タイトルを充実させることがねらいだ。
価格の引き下げと同時に、開発の効率化やパフォーマンス向上を可能にする統合プログラム開発ツール『ProDG for PSP』を『Software Development Kit』に標準搭載。また、『PSP』ゲームのテスティング・ツール『DTP-H2500/DTPH2500A』の価格も北米で1000ドル、ヨーロッパで800ユーロ、日本では10万円(すべて税別)に改定した。
さらに、『PSP』ソフトウェア制作おけるライセンス契約から販売までのプロセスも簡素化することで、多くの開発者がダウンロード専用小容量ソフトウェアタイトルを制作できる環境も年内には構築する予定だ。加速度的に増加する『Playstation Network』ユーザーが手軽に遊べる『PSP』向けダウンロード専用ゲームの販売も積極的に行う。
2009年3月末の時点で、『PSP』の全世界累計売り上げ台数は5160万台を突破。加速度的に増えていくユーザーが満足できるラインナップを拡充するためには、まずは開発者を増やしていく必要がある。SCEは、より少ないコストで充実したソフトウェア開発の環境を提供することで、開発者がより自由な発想でコンテンツ制作ができるプラットフォームの普及に力を入れていく(このニュースの元記事はこちら)。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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