井伊直弼ゆかりの「ひな人形」 にんげん雛も登場! 滋賀各地がひな祭り一色に
もうすぐ、ひな祭りのシーズン。滋賀県では全国的にも極めて珍しい、地域色豊かなたくさんの「ひな人形」が県内各地で見ることができる。特に注目なのが、井伊家13代直弼の愛娘である弥千代の「雛と雛道具」と「にんげん雛絵巻まつり」だ。
井伊直弼の愛娘の雛と、大揃いの雛道具が今回、彦根市の彦根城博物館で特別公開される。高松藩松平家の世子(せいし)・頼聡(よりとし)に嫁いだ際に整えられた婚礼調度や雛人形で、婚礼調度のミニチュアとして製造された85点におよぶ屏風や小袖などの雛道具が一挙に見られる。3月7日まで。
また、東近江市五個荘は“近江商人発祥の地”で、江戸後期から昭和戦前にかけ、多くの近江商人を輩出したことで知られる。今回、故郷に残した娘に贈った雛人形をはじめ、近江商人屋敷などに長きにわたって受贈されてきた、さまざまな時代の雛人形約100組が、東近江市五個荘近江商人屋敷で展示される。3月20日まで。
さらに、東近江市レインボー大使と淡海書道文化専門学校の学生が内裏様やお雛様などに扮し、来場者に白酒や雛あられなどを配布する「にんげん雛絵巻まつり」が、2月18日と19日に見られるのも要チェック。
ほかにも、商店街や商人屋敷など懐かしさが感じられる日野町では、江戸時代から現代までの雛人形などが約150ヶ所で飾られるほか、日野独特の風景である古民家の「桟敷窓」などの風景とも合わせて楽しめる。日本天台三総本山の1つ、日本遺産の西教寺では期間限定で精進料理の「ひな御膳」を味わうことができる。
滋賀県観光情報http://www.biwako-visitors.jp/
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