DisplayLink、ChromeやAndroidからでもUSBコネクタ経由で60GHz帯のワイヤレスミラーリングが可能な新チップセットを開発

DisplayLink 社が Chromebook や Android デバイスの画面表示内容を USB コネクタ経由でテレビ等にワイヤレス転送できるチップセットを開発し、対応デバイスの販売が開始されました。Google Cast や Miracast などの既存のワイヤレスミラーリング技術は 2.4GHz / 5GHz 帯の無線 LAN を利用しますが、DisplayLink 社の画面転送技術では映像出力に 60GHz 帯を使用しており、4K @ 60fps の映像を最大 6 ストリームまで同時に転送できると言われています。この機能は、DisplayLink 社が開発したチップセット(DL-6950)を搭載したテレビ、ドッキングステーション、USB アダプタで利用することが可能で、Chrome の場合は Google との提携によってシステムへの組み込みも可能とされています。Android 場合でも専用の USB アダプタと DisplayLink Presenter と呼ばれるアプリが必要になりますが、基本的には OTG に対応した機種なら USB Type-C でも Micro USB でDisplayLink のワイヤレスミラーリングが利用できるとされています。60GHz 帯のワイヤレスミラーリングは Windows、Mac、Linux(Ubuntu)にも対応しており、Windows PC から HTC Vive に高画質な VR 映像をスムーズにワイヤレス転送することも可能とされています。Source : ARM Devices

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